お肉はまとめて下味冷凍を。料理のバリエーションに困らない
都市圏では外出自粛要請が出て、不要不急の外出がしにくくなりました。そこで大変なのが毎日の食事。
「献立を考えるのがしんどい」「まとめ買いした食材の使い回しが大変」…そんな方におすすめしたいのが「下味冷凍」です。
今回は安くて便利な豚こま切れ肉を使った下味冷凍のレシピをご紹介します。
●凍ったまま調理できる下味冷凍が、革新的!
下味冷凍したお肉。つくりおきしておくと安心です
そもそも下味冷凍とは、肉や魚に下味をつけて冷凍保存した“おかずの素”のこと。しっかり味つけがしてあるので、調理の際には再度味つけする必要がありません。また、野菜等は基本的に入れないので、準備の簡単さや、合わせる野菜によって異なるおかずになるバリエーションの広さが特徴です。
素材のまま冷凍するよりも調味料でコーティングすることによって肉や魚をおいしく保存できるうえ、難しくて時間のかかる解凍は不要。凍ったまま手軽に調理できるのもうれしいポイントです。
●【下味冷凍のやり方】豚こま肉なら、なににでも使いまわせる甘辛味が便利
安くて使いやすい豚こま切れ肉は、下味冷凍するにも最適な食材。今回は使い回しがしやすい定番の甘辛味をご紹介します。
・甘辛豚肉
【材料(つくりやすい分量)】
・豚こま切れ肉 400g
・A[しょうゆ、酒、みりん各大さじ3 砂糖大さじ1]
●【基本のアレンジ】好みの野菜と炒め合わせる
豚肉とアスパラのゴマ炒め
下味冷凍した肉は、好みの野菜と炒めたり、煮たりすることでさまざまなおかずに変わります。まずは甘辛豚肉を野菜と炒め合わせた「豚肉とアスパラのゴマ炒め」をつくってみましょう。
・豚肉とアスパラのゴマ炒め
【材料(4人分)】
・甘辛豚肉 1袋
・グリーンアスパラ 10本
・パプリカ(黄) 1個
・水 大さじ1
・いりゴマ(白) 大さじ1
●【さまざまなアレンジ料理】ショウガやカレー粉を利かせて味変も!
肉だけ焼いて、豆苗や大葉など生野菜と合わせたり、
少し多めの水でキノコなどと炒め煮し、どんぶりにしたり。新たに調味料を加えなくても、素材の組み合わせでおかずは無限に広がります。
さらにショウガをたせばショウガ焼きに、
水1カップで煮てカレー粉を加ればえ、カレー煮も簡単に。やや味つけに飽きたときも、ちょいたしすればマンネリしません。
1つの味つけでおかずのバリエーションを広げられる下味冷凍。ぜひ、毎日のおかずに困ったら試してみてください。
ESSE5月号
の別冊付録では、ほかにもユズコショウや明太子などなども使った、バリエーション豊かでおいしい下味冷凍&それを使ったおかず集を52ページにわたってご紹介しています。ぜひそちらもチェックを。
<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>
「献立を考えるのがしんどい」「まとめ買いした食材の使い回しが大変」…そんな方におすすめしたいのが「下味冷凍」です。
今回は安くて便利な豚こま切れ肉を使った下味冷凍のレシピをご紹介します。
豚肉の下味冷凍。調理の時のアレンジも自由自在
●凍ったまま調理できる下味冷凍が、革新的!
下味冷凍したお肉。つくりおきしておくと安心です
そもそも下味冷凍とは、肉や魚に下味をつけて冷凍保存した“おかずの素”のこと。しっかり味つけがしてあるので、調理の際には再度味つけする必要がありません。また、野菜等は基本的に入れないので、準備の簡単さや、合わせる野菜によって異なるおかずになるバリエーションの広さが特徴です。
素材のまま冷凍するよりも調味料でコーティングすることによって肉や魚をおいしく保存できるうえ、難しくて時間のかかる解凍は不要。凍ったまま手軽に調理できるのもうれしいポイントです。
●【下味冷凍のやり方】豚こま肉なら、なににでも使いまわせる甘辛味が便利
安くて使いやすい豚こま切れ肉は、下味冷凍するにも最適な食材。今回は使い回しがしやすい定番の甘辛味をご紹介します。
・甘辛豚肉
【材料(つくりやすい分量)】
・豚こま切れ肉 400g
・A[しょうゆ、酒、みりん各大さじ3 砂糖大さじ1]
【つくり方】
(1) 豚肉は大きければひと口大に切る。
(2) 冷凍用保存袋にAを入れて混ぜ合わせ、(1)を加えてよくもむ。なるべく薄く平らにのばして空気を抜き、袋の口を閉じて冷凍する。
●【基本のアレンジ】好みの野菜と炒め合わせる
豚肉とアスパラのゴマ炒め
下味冷凍した肉は、好みの野菜と炒めたり、煮たりすることでさまざまなおかずに変わります。まずは甘辛豚肉を野菜と炒め合わせた「豚肉とアスパラのゴマ炒め」をつくってみましょう。
・豚肉とアスパラのゴマ炒め
【材料(4人分)】
・甘辛豚肉 1袋
・グリーンアスパラ 10本
・パプリカ(黄) 1個
・水 大さじ1
・いりゴマ(白) 大さじ1
【つくり方】
(1) 「甘辛豚肉」は袋から取り出せるよう、電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、表面を解かす。解凍する必要はないので、袋から問題なく取り出せる場合はこの工程は省いてOK。
アスパラは根元のかたい皮をむいて4〜5等分の斜め切り、パプリカはヘタと種を除いて5mm幅の細切りにする。
(2) 油はしかず凍ったまま(1)の「甘辛豚肉」をフライパンへ投入する。
(3) 分量の水を入れ、フタをして中火にかける。温まったら弱火にし、ときどき混ぜながら4〜5分蒸し焼きにする。
(4) 肉が解凍されてほぐれてきたら、(1)のアスパラとパプリカを加える。下味冷凍は水分がでるので、水分を飛ばしながら中火で3〜4分炒め合わせる。仕上げにゴマを加えてさっと混ぜる。
[1人分327kcal]
●【さまざまなアレンジ料理】ショウガやカレー粉を利かせて味変も!
肉だけ焼いて、豆苗や大葉など生野菜と合わせたり、
少し多めの水でキノコなどと炒め煮し、どんぶりにしたり。新たに調味料を加えなくても、素材の組み合わせでおかずは無限に広がります。
さらにショウガをたせばショウガ焼きに、
水1カップで煮てカレー粉を加ればえ、カレー煮も簡単に。やや味つけに飽きたときも、ちょいたしすればマンネリしません。
1つの味つけでおかずのバリエーションを広げられる下味冷凍。ぜひ、毎日のおかずに困ったら試してみてください。
ESSE5月号
の別冊付録では、ほかにもユズコショウや明太子などなども使った、バリエーション豊かでおいしい下味冷凍&それを使ったおかず集を52ページにわたってご紹介しています。ぜひそちらもチェックを。
<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>