チャ・ジュンファン【写真:Getty Images】

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地元期待の18歳は90.37点、8日のフリーで逆転表彰台へ

 フィギュアスケートの4大陸選手権は7日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、地元期待の18歳チャ・ジュンファン(韓国)は90.37点で6位発進となった。8日に行われるフリーで表彰台を目指す。

 大きな歓声に後押しされ、リンクに立ったチャ・ジュンファン。大きなミスのない演技で沸かせたものの、最後の3回転アクセルが回転不足の判定となった。それでも、得点は今季自己ベストの90.37点。3位のジェイソン・ブラウン(米国)とは4.34点差で8日に行われるフリーで逆転表彰台の可能性を十分に残した。

 地元紙の「東亜日報」は「韓国男子フィギュアの看板」とチャ・ジュンファンを紹介した上で結果を紹介。「最後の3回転アクセルで回転不足の判定となり、加点0.82点が引かれたのが残念だった」と減点を嘆いた。それでも「2009年キム・ヨナの金メダル以来、11年ぶりに国内選手メダルに挑戦する」とフリーの巻き返しに期待した。

 チャ・ジュンファンは韓国選手権4連覇中の18歳。羽生結弦(ANA)と同じクリケット・クラブで練習しており、16歳にして平昌五輪に出場(15位)するなど、期待の逸材だ。フリーでは母国の声援を受けて表彰台なるか、注目が集まる。