ポスティングによるメジャー移籍を目指していたキム・ジェファン【写真:Getty Images】

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キム・ジェファンはポスティングでのMLB移籍目指すも契約合意に至らず

 韓国プロ野球(KBO)からポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指していた斗山のキム・ジェファン外野手が移籍を断念し、今季も斗山でプレーすることになると複数の米メディアが伝えた。昨年12月5日(日本時間6日)にポスティング申請をしたが、契約合意に至らず交渉期限を迎えた。

 米メディア「CBSスポーツ」は「昨季成績が下降したキムが、メジャーリーグ球団から興味を集めることが難しかったことにほぼ驚きはない。彼は11月にまたポスティング申請できるが、復活したシーズンを送らない限り、同じ運命を辿る可能性が高い」と伝えている。

 31歳のキム・ジェファンは強打が売りの左打ち外野手。2016年から3年連続で3割、35本塁打、115打点以上をマークし、18年は打率.334、44本塁打、133打点、OPS(出塁率+長打率)1.067と圧倒的な成績でMVPに輝いた。昨季は中軸として斗山を韓国一に導くも打率.283、15本塁打、91打点、OPS.804と大きく成績を落としていた。(Full-Count編集部)