【ファンキー通信】空に光る黒い機体! キミはスターフライヤーを見たか?

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 最近なにかと話題になっている航空業界。その中でも顧客満足を追求したサービスで一際、目立った存在となっている航空会社、スターフライヤーをご存じだろうか?

 黒い機体、そして質の高いアメニティーの提供と、これまでの航空業界の常識を覆した、いわば風雲児だ。早朝・深夜のシャトル運航を行い、通常よりも約12〜15センチ広い座席間隔、全席液晶モニター付の皮張りシート、そして電源コンセントを装備している。便利さと快適空間を提供しているのだ。

 その機体が表すように、イメージカラーは黒。客室乗務員もパイロットも黒を基調としたユニフォームで、高級感のあるイメージを打ち出している。

 「広大な宇宙、21世紀のモダンエアラインというイメージから、黒をコーポレートカラーとして展開しております。スターフライヤーのコンセプトはMother Comet(母なる彗星)です」(株式会社スターフライヤー・営業担当者)

 Mother Cometは、光り輝く流星を放ちながら宇宙を駆け巡る、母なる彗星として知られている。「広大な宇宙に向けて輝く彗星のように、お客様に輝きながら目的地へ向かっていただきたいという願いを込めて、Mother Cometをブランディングとデザインのコンセプトにしている」んだとか。クリエイティブディレクターには人間型ロボット「PINO」をデザインした、ロボットデザイナーの松井龍哉氏を起用している。

 イメージ戦略、そしてサービス面でも他の航空会社とは一線を画していると言える。それは、一人一人のスタッフが、乗客の満足を第一に考えているからこそ実現されるのだと、営業担当者は語る。

 「スターフライヤーをお選びいただき、支持してくださるお客様へ、感動・喜び・安心をご提供すること。それが最上級のホスピタリティだと考えております。現在、当社バーゲン型運賃『STAR LIMITED』の4月14日〜23日ご搭乗分を発売中です。皆様のご搭乗をお待ちしております」(同)

 現在、羽田〜北九州間のみの就航となっているスターフライヤー。今後は上海便、北京便を増やしていく予定があるとのこと。長時間にわたる空の旅を、快適に過ごしたい方は、一度スターフライヤーを試してみてはいかがだろうか?(加藤克和/verb)

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スターフライヤー ウェブサイト