小室圭さんトラブルは「一切返金拒否・逆提訴」などなく、「落とし所」の探り合いへ
美智子さまも心配されている眞子さまの恋人・小室さんの母親が抱える借金トラブル。
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「小室さん側は返金する気がない」という報道が相次いでいるが、実際は水面下で小室母子は、元婚約者の男性に納得してもらえる話し合いを進めようとしていた―。
「9月8日、美智子さまは『東京大学附属病院』で乳がんの手術を受けられました。執刀したのは、美智子さまを長く検診してきた『静岡県立静岡がんセンター乳腺外科』の医師と、東大病院の乳腺・内分泌外科の医師です」(皇室担当記者)
今までどおりの生活を
手術前には、上皇さまの美智子さまへの“愛情”が感じられるこんな出来事が。
「今回の手術は、全身麻酔をしたうえで『乳房温存手術』によって、がんの組織を摘出するものでした。
美智子さまが医師からの説明を聞く際、上皇さまもずっと付き添い、自らも医師にいろいろと質問をされていたんですよ」(宮内庁関係者)
そもそも『乳房温存手術』とは、どんなものなのか。婦人科がんに詳しい『菊池がんクリニック』の菊池義公院長に話を聞いた。
「『乳房温存手術』とは、乳頭は残して悪い部分だけを切除する手術です。その際は、転移しやすいリンパ節を確認します。
そのリンパ節に転移していなければ手術は終了しますが、仮に転移していたら、その後の処置を新たに検討することになります。
美智子さまは『ステージ1』とのことなので、危険な状態ではないですし、この段階でしたら後遺症などが残ることもないでしょう。
手術後は、定期的に検診をしながら様子を見ていく程度です。運動や食事も、今までどおりの生活を送ることができると思います」
菊池院長によれば、大きな不安はなさそうだが、お代替わり後の美智子さまは、体調を崩しぎみなのが少し心配だ。
皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんは、こう話す。
「美智子さまは、お代替わり後に白内障の、今回は乳がんの手術を受けたり、ご体調を崩されておられます。
それはやはり、皇后時代に陛下をずっと支えられて気を張られていたのも一因だと思います。
ご自分の体調も気をつけながらなので、実質はおふたり分の体調に気をつけなくてはならず、極限の緊張状態になられたこともあったのでしょう。
例えば'92年に山形県で行われた『べにばな国体』の開会式で、過激派組織のメンバーが発煙筒を投げ込んだ際も、美智子さまは陛下のお身体の前にすっと手をかざされて守られたエピソードは、とても印象に残っています」
ひとまずは、ご体調の回復に努めていただきたいが、そんな美智子さまも“初孫の縁談”には、さぞお心を砕かれていることだろう─。
「眞子さまと小室圭さんの結婚問題は、しばらく膠着状態でしたが、最近になって動きを見せています。
婚約延期の大きな原因となった小室さんの母親・佳代さんと元婚約者・竹田さん(仮名)との間にある借金トラブルの話し合いが、ついに始まったのです」(前出・皇室担当記者)
結婚を邪魔したいわけではない
竹田さんの代理人によると、
「8月上旬の夜に、相手の弁護士事務所にて、竹田さんと佳代さんの代理人弁護士、そして私の3人で初めてお会いしました。
1時間ほどお話しさせていただきました。竹田さんからは、佳代さんへ貸した400万円超を全額返してほしいということと、佳代さんとふたりきりでお会いしたいという要求を伝えました。決して、圭さんの結婚を邪魔したいわけではないということも強調しました」
一方で、小室さん親子の代理人である上芝直史弁護士にも問い合わせたのだが、
「私は圭さんの代理人の立場で(取材に)答えており、当該問題において圭さんは第三者の立場です。
私人である佳代さんと元婚約者の方に関する質問に対して、私はお答えする立場ではありません」とのこと。
“三者会談”の情報が錯綜する中、一部週刊誌で小室さん親子は、竹田さんから受け取った400万円超を“いっさい返すつもりはない”と主張し続ける方向であると報じられた。
「別の週刊誌では、小室さんが裁判所に訴えることで、竹田さんからのお金を“借金ではない”と、確認してもらえる『債務不存在確認訴訟』という方法を紹介する記事がありました」(前出・皇室担当記者)
しかし、ある皇室ジャーナリストは、小室さん親子がいっさい返金しなかったり、“逆提訴”などという手段を選ぶ可能性は低いと話す。
芸術家タイプの男性が好み?
「秋篠宮さまは昨年11月のお誕生日会見で“借金問題のクリア”と“多くの人が喜んでくれる状況”を求められ、その後の今年1月、小室さんが文書を公表しました。
その中では“元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたい”と述べていて、文書を公表した同日、小室さんの代理人から竹田さんに対して《貴殿のご意見等についてご説明を承れればと考えております》という旨の文書も送付しています。
はじめからお金を1円も返金しなかったり、逆提訴をする予定ならば、話し合いの場を提案する必要はないはず」
さらに、トラブルの当事者である佳代さんは“お金への執着”が強いと報じられがちだが、以前に佳代さんと交流のあった知人は、週刊女性に次のような証言をした。
「佳代さんが“金銭トラブル”を抱えていることから、お金に汚い印象があると思う人は多いかもしれませんが、彼女はお金に執着があるような方ではありませんでした。
お金持ちが好きというよりも、洗練された生活を過ごしていたり、知的な部分があったり、その人の背景にある環境を好まれていました。
お金がなく、自宅に住まわせていた彫金師の男性ともお付き合いしていたそうですが、お金の有無よりも芸術家タイプの男性を好んでいたのだと思います」
今年1月の“小室文書”が公表された直後に行われた、報道陣向けの上芝弁護士が行った質問会では「返済の意思があるのか」という質問に対し、
「返済という以外にもお金を渡す方法はあり、可能性はゼロではない」と、お金を渡すことも視野に入れている発言もあった。
「そもそも、この金銭トラブルは双方が“借金”と“贈与”で意見が食い違っている以上、どちらか一方の意見が全面的に通るとは考えづらい。
今後は話し合いを重ね、お互いが納得する“落としどころ”の金額を決定し、“解決金”などの名目で竹田さんにお金が渡ることで決着するのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
確かに、竹田さんとしてはどんな名目であれ、小室家に渡った400万円超が返ってくれば納得するスタンスなので、ゆくゆくは借金トラブル自体は解決しそうなのだ。
そのトラブルが解決した後、秋篠宮ご夫妻はどんな判断を下されるのだろうか─。