CBS MarketWatchによると、米娯楽・メディア大手 ウォルト・ディズニーは6日、第1四半期（2005年10−12月）決算を発表した。それによると、アミューズメントパーク事業とABCの放送ネットワーク事業が好調で、ケーブルテレビ事業や雑誌事業の売却益もあり、最終利益は前年同期比7％増の7億3400万ドル（約875億円）、1株当たり37セント、売上高は同2％増の88億5000万ドル（約1兆0540億円）と市場予想の1株当たり利 益30セント、売上高87億9000万ドルをそれぞれ上回った。

　　同社のトーマス・スタッグスCFO（最高財務責任者）は、2006年度は4年連続となる2ケタ成長を達成するとの見通しを示した。また、今後1年間で総額50億ドル（約6000億円）の自社株買いを行う方針を明らかにした。

　　NYSE(ニューヨーク証券取引所)での同社の株価は、前週末比5セント安の24.96ドルで引けたが、時間外取引では決算発表を受けて買いが入り、午後7時20分時点で通常取引時間終値比0.51％高の25.47ドルで推移している。　【了】