CBS MarketWatchによると、米銀3位のJPモルガン・チェースに対し、米ニューヨークで1月31日、同行が20年以上に渡り債券投資家らをだましていたとして、22億ドル（約2620億円）の賠償金を求める訴訟が提起された模様だ。原告側は、集団訴訟の認定を目指すとしている、ロイター通信が伝えた。

　　それによると、同行は、投資家が清算していない468億ドル（約5兆5700億円）相当の債券の記録を抹消、過失を隠ぺいしたことに加え、債券投資家への払い戻しを拒否し、不必要な手数料を徴収していたとしている。同行の株価はニューヨーク市場で3日、前日比1.15％安の39.53ドルで引けた。【了】