超豪華なチャリティーマッチ―がスタンフォード・ブリッジで開催!ドログバvsテリーにボルトもゴールを決めたぞ!

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豪華すぎるチャリティマッチが16日に、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジで行われた。

UNICEF主催の『Soccer Aid for UNICEF 2019』として行われた今回のチャリティマッチ。会場を提供したチェルシーのレジェンドたちのほか、陸上界から100m世界記録保持者のウサイン・ボルトや中距離走金メダリストのモハメド・ファラーらが参戦し、イングランド代表と世界選抜に分かれて試合を行った。

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試合前にはトム・ハンクスがピッチに登場し会場のボルテージはマックスに。マーク・クラッテンバーグ主審の笛でキックオフした試合で先制したのはイングランド。

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20分、日本にも来日したことのあるイギリスのロックバンド「マクフライ」のボーカル、ダニー・ジョーンズのクロスに、元サッカー選手で現在はテレビ司会者などを務めるマーク・ライトがボレーで合わせる。世界選抜のGKを務めたジュリオ・セーザルに見事な反応でセーブされるも、こぼれ球をフリースタイルフットボールのジェレミー・リンチが押し込んでネットを揺らした。

さらにイングランドは38分、敵陣左サイドのスローインから、元イングランド女子代表でチェルシーのカティー・チャップマンのポストプレーに、同クラブのレジェンド、ジョン・テリーが反応。チェルシー男女のコンビネーションから、最後はジェレミー・リンチが華麗なターンから2点目を決めて、イングランドがリードを広げた。

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しかし44分、名手ジェイミー・キャラガーがロングボールの目測を誤りクリアミス。これを“9.58”の番号を背負ったウサイン・ボルトが拾って左足一閃。アーセナルのレジェンド、デビッド・シーマンからゴールを奪い、前半のうちに世界選抜が点差を縮めた。

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その後、キャラガーは名誉挽回とボルトの決定機を2度阻止。闘志バリバリのプレーで会場を沸かせる。

65分にはイングランドのジョー・コールがボックス内でエッシェンに倒される場面があったものの、クラッテンバーグ主審は笛を吹かず。エッシェンも素知らぬ顔でその場を立ち去った。

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続く69分には、あの男が見せ場を作る。ドログバが現役時代並みのフリーランで味方のパスに反応すると、GKも抜いてシュート。しかし、ゴール手前でキャラガーがブロック。直後には健闘を称え抱き合う姿も。なお、ドログバにパスを送ったのはロベルト・カルロスだった。

世界選抜は1点ビハインドのまま迎えた84分、イギリスのTVパーソナリティのケン・セネティがゴールを決めて同点に。試合はそのままPK戦へ突入。結果、世界選抜が勝利を収めた。

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試合ではドログバとジョン・テリーのマッチアップなど、往年のレジェンドたちが鎬を削り、見どころ満載のなった模様だ。

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なお、今回のチャリティマッチでは700万ポンドの寄付金が集まったようだ。

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◆イングランド代表主なメンバー

監督:サム・アラダイス

ジョン・テリー

モハメド・ファラー(陸上中距離走選手)

ジェイミー・レドナップ

マーク・ライト(テレビ司会者)

デビッド・シーマン

マイケル・オーウェン

ジェイミー・キャラガー

ジェレミー・リンチ(フリースタイルフットボーラー)

グレン・ジョンソン

ジョー・コール

レイチェル・ヤンキー(元イングランド女子代表)

ダニー・ジョーンズ(マクフライ)

◆世界選抜主なメンバー

監督:ハリー・レドナップ

ディディエ・ドログバ

ウサイン・ボルト(元陸上短距離選手)

ケン・セネティ(テレビ司会者)

ロビー・キーン

マイケル・エッシェン

ナイル・ホーラン(ワン・ダイレクション)

リカルド・カルバーリョ

マーティン・コンプストン(俳優/元サッカー選手)

エリック・カントナ

ロベール・ピレス

ニッキー・バーン(ウエストライフ/元サッカー選手)

ホザナ・アウグスト(元ブラジル女子代表)

ロベルト・カルロス