元Jリーガーのブラジル人FW、詐欺容疑で試合中に逮捕 横浜FMやG大阪で活躍
2008年に横浜FMに加入したFWロニー 半年でG大阪へ期限付き移籍、わずか1年で日本を後に
かつてJリーグでプレーした元ブラジル代表FWロニーが、現地時間25日に行われたボタフォゴ対パルメイラスの試合中に逮捕され、ブラジルメディアが「ロニー逮捕」と一斉に報じた。
現在42歳のロニーは母国のサンパウロやフルミネンセなどを渡り歩き、サウジアラビアのアル・ヒラル、ロシアのルビン・カザンなどでもプレー。2008年に横浜F・マリノスに加入し、16試合5ゴールと結果を残すも、わずか半年でG大阪に期限付き移籍。新天地では9試合2ゴールもシーズン後に日本を去り、再び母国でプレーした。2012年に現役引退後は実業家として精力的に動き回っていたという。
ブラジル紙「オ・グローボ」は、「ロニーがボタフォゴとパルメイラスの試合中に逮捕」と報道。記事では、ロニーは不正なギャンブル詐欺などを専門とする犯罪グループの1人とされ、不正なデータ入力などで脱税行為を図ったという。
25日に首都ブラジリアでボタフォゴ対パルメイラス戦が行われたなか、「試合中に元フルミネンセの実業家ロニーを逮捕した」と伝えている。警察は脱税の証拠を押さえており、さらなる余罪を追及していくようだ。(Football ZONE web編集部)