ADSLモデムの接続イメージ

ソフトバンク株式会社は、サービス提供開始18年目を迎えるADSLサービスについて、2020年3月以降に一部地域からサービスの終了を開始すると発表した。

ADSLは、電話ケーブルにADSLモデムを設置してネットに接続する、デジタル有線通信技術のこと。アナログ、ISDNといった低速なインターネット時代から、ブロードバンド化する、大きなインパクトを残すサービスだった。

しかし、現在のインターネットはサービスの多様化やデータ通信量の大容量化が進み、ADSLでは通信速度が不足して、光回線などによるネット接続が主流になっている。

ソフトバンクだけではなく、NTT東日本とNTT西日本の「フレッツ・ADSL」、KDDIの「ADSL one」など、すでにサービス終了、またはサービス終了を予定しているサービスが多くなっている。

発表では、2020年3月以降に一部の地域から順次終了を開始し、2024年3月末にソフトバンクが手がけるADSLサービスの提供を終了するとしている。

提供を終了するサービスは「Yahoo! BB ADSL」「Yahoo! BB ホワイトプラン」「Yahoo! BB バリュープラン」「SoftBank ブロードバンド ADSL」「SoftBank ブロードバンド ステッププラン」「ホワイトBB」「BBフォン単独サービス」の7つとなっている。

発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190510_03/
2019/05/13