清宮幸太郎(写真:Getty Images)

写真拡大

29日、フジテレビ「PRIME news alpha」では、「2年目にかける男たち」として北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎、千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲、広島カープ・中村奨成の意気込みを伝えた。

昨季、1軍出場53試合でホームランは7本に終わった清宮。昨季を「まだまだだったなというか、全然満足できなかったという思いが強い。結果だけ見ると悔しいなっていうか不甲斐ないなっていうほうが大きい」と振り返る。

それでもホームランを「ロマン」と答えた清宮は、「誰もが憧れるものだなっていう。誰をも魅了できるもの。全然こんなもんじゃないですし、もっともっと期待してもらっていい」とホームランへのこだわりを決意とともに語った。

また昨季は2軍スタートとなるも、シーズン後半に1軍初ホームランを放っている安田。筒香嘉智から「逆方向に強く打つように練習しろっていうふうに言われてて、しっかり自分の信念を持って練習するようにって言われました」と明かし、実際に6月の2軍戦で逆方向へのホームランを放っている。

チームは違えど同じ左打者で日本を代表するスラッガー・筒香の教えを胸に着実に成長を遂げている安田は、番組のカメラに「ホームラン1本だけですけど打てたっていうのは、0と1では少し違うかなと思いますし、その中で2桁本塁打を目指してやっていきたい」と意気込んだ。

一方、昨季1軍出場がなかった中村は、2軍戦で打率.201、ホームラン4本という結果に。番組のカメラにも「僕がどれだけレベルの低い野球選手かっていうのを実際痛感しました。バッティングにしろ、守備にしろ両方レベルが低い」とまで言い切った。

その上、「高校は簡単じゃないですか。簡単って言ったら簡単じゃないですか」という中村は、「こんなに1球1球考えることも高校の時なかったから、すごい難しく感じる」としながらも、「キャッチングスローは後半安定してきた部分があるので、そこはしっかり評価できるかなと思います」とも。勝負の2年目に向けては、「今のままじゃいけないのはわかっているので、しっかり土台つくりを」と誓った。