MF菅井直樹が現役引退

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 ベガルタ仙台は6日、MF菅井直樹(34)が現役を引退することを発表した。菅井は2月1日より、仙台の運営・地域連携本部地域連携課のスタッフとして、業務にあたるという。

 クラブ公式サイトでは、菅井に対して「2003年に加入後、ベガルタ一筋を貫き、神出鬼没なプレーでファン、サポーターを魅了し、寡黙ながらもガッツあふれる姿が印象的でした」と伝えている。

 また菅井も公式サイトを通じて、コメントを発表。「J2降格、J1昇格を経験し、2012年にリーグ戦2位、翌年のACL出場、そして天皇杯準優勝、うれしいことも悔しいこともありましたが、すべての経験が大きな財産であり、チームメート、スタッフには心から感謝しています」と感謝を伝え、その思いを明かしている。

「心残りはエンブレムの上に星を付けることができなかったこと、今後、実現できても選手ではないことです。この思いはこれからベガルタでプレーする選手たちに託します」

「スポンサー各社のみなさまには継続的に支援いただき感謝しています。メディアのみなさまは口数の少ない私を取材するのは大変だったと思いますが、お付き合いいただきありがとうございます」

「そして、どんな時も熱く、力強くサポートしてくれたファン、サポーターのみなさまには本当に感謝しています。多大なる応援がエネルギーとなり、今日まで走り続けることができました。クラブは東日本大震災発生以降、希望の光になるために戦い続けてきましたが、私にとってみなさんこそが希望の光でした」

「今後、運営・地域連携本部 地域連携課のスタッフとして、クラブに関わってきたすべての方々、地域のみなさまに恩返しをしていきます。言葉にするのが苦手なので、引退会見は控えさせていただきます。2019シーズンのホーム開幕戦のスタジアムでみなさんにお会いできることを楽しみしています」

「選手としてオーバーヒートするまで走り切りました。たくさんのご支援、ご声援本当にありがとうございました」

●MF菅井直樹

(すがい・なおき)

■生年月日

1984年9月21日(34歳)

■身長/体重

178cm/70kg

■出身地

山形県

■経歴

山形中央高-仙台

■出場歴

J1リーグ:203試合20得点

J2リーグ:186試合20得点

カップ戦:31試合0得点

天皇杯:18試合2得点