10日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」で、野球解説者の赤星憲広氏が、日米野球で活躍した侍ジャパンの柳田悠岐を称賛した。

9日の初戦でサヨナラホームランを放った柳田は、10日の第2戦でも打撃が爆発。2試合連続ホームランを含む4打数4安打4打点の活躍で、チームを連勝へと導いた。

バッターでは柳田がベストプレーヤーだったという赤星氏は、ホームランよりも最終打席で放ったポテンヒットにこそ、「メジャーリーガーがリスペクトした証拠」と、すごさが表れていると解説する。

柳田の持ち味といえば、フルスイング。だが、赤星氏はメジャーの選手たちは当たり前のようにフルスイングをしていると指摘する。つまり、普段から慣れているということだ。

だが、赤星氏は、それにもかかわらず、外野手が一歩目で後ろに下がっていたと指摘した。2試合連続弾が伏線となり、柳田の打球は「後ろにしかこない」とメジャーの選手たちが思いながら守っているからという。

赤星氏は、この一歩の出遅れが「メジャーの選手たちがメジャーの選手たちよりも優れたバッターだと認めた証拠じゃないか」と述べた。

この賛辞に、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也は「メジャーをパワーでビビらせたっていうのは気持ちいい」とコメント。赤星氏も「してやったりのポテンヒットだった」と、再度柳田に賛辞を寄せた。