マツコ、旅行しても「何もしない派」「気分転換なら都内のホテルでできる」と持論語る
旅先では有名な観光地を残さず回ろうと予定を詰め込む人もいる。一方でゆっくりと見たいところだけ見ればいいという人もいる。マツコ・デラックスさんは9月24日、「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、自身は旅先でも名所旧跡を回ることはせず、「何もしない」と話した。
番組では、文筆家の荻原魚雷さんが下野新聞に寄せたコラムを紹介。荻原さんは、若い頃は「せっかく来たんだから」と観光名所に足を伸ばしていたが、30代になって「せっかくだから」という気持ちで旅すると疲れるだけで失敗の元になると気づいたという。予定を詰め込まず、行きたい場所に行けなかったら「また来ればいい」と考えるようになったそうだ。
「わざわざ成田に行って10時間飛行機乗ってって考えると、もう旅行の計画をやめる」
マツコさんはこのコラムに対して、「私は元々、何もしない派」と発言。司会のふかわりょうさんに「フランスに行ったらエッフェル塔に行かなくちゃ、モンサンミッシェルに行かなくちゃみたいな気持ちはありませんか」と聞かれると、
「モンサンミッシェルなんて遠くて行く気がしない。パリ周辺だったらいいけど。もう20年近く海外に行ってないんだけど、気分転換したいなと思ったら都内のホテルに泊まればいいことがわかって。家じゃなくせばいいのよ。それでダラっと過ごせば気分転換が出来るから、わざわざ成田まで行って10時間近く飛行機に乗ってって考えると、もう計画をやめるわ」
と答えた。観光名所を押さえたい、有名な場所に一度は行ってみたいという気持ちはないようだ。旅行に求めるのはあくまでも気分転換。それなら自宅ではなく、ホテルに泊まれば済むという。
片道10時間かけたら見るもの見たくなるのが心理?
一方、株式トレーダーの若林史江さんは、「海外に行ったらさすがに(名所旧跡に)行きたくなりますよね」と反論した。
「行きに10時間かけてるんだもん。見るもの見ておかないと。国内だったらすぐ行けるからいいけど」
海外に行くには時間もお金も掛かる。一度行ったら、二度と行かないということもあるだろう。それなら一通りの観光名所を回っておきたいと思うのも自然だ。しかしマツコさんはあくまでも手間が掛かると主張。
「イスタンブールまでは行っても、じゃあカッパドキアに行きたいなと思っていろいろ調べたら、駐車場から結構大変だと思うともう二の足を踏んじゃう」
と話していた。旅行に何を求めるかによって、旅先での過ごし方も変わってくるのだろう。