ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める谷繁元信氏【撮影日:17年5月20日】

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○ ヤクルト 7 - 3 DeNA ●

<19回戦・神宮>

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、8回ヤクルト・広岡大志に本塁打を打たれたDeNAバッテリーの配球に苦言を呈した。

 3-6の8回からマウンドにあがったDeNA・三嶋一輝と捕手・嶺井博希のバッテリーは、この回先頭の広岡に対し、全球ストレートで1ボール2ストライクと追い込む。しかし、4球目のストレートをライトスタンド最前列に運ばれた。

 谷繁氏は「今の配球もね。ひとつ小言を言わせてもらうと、全球追い込むまでストレートで、1ボール2ストライクから真ん中高めからアウトハイに構えたんですよ。それをホームランにされているんですよ」と指摘。

「ピッチャーが違えど、今日は1打席目から曲がり球に、(広岡は)全くタイミングがあっていないんですよ。スライダーでいいんじゃないのかなと」と続けた。

 「考え方では分かるんですよ。曲がり球を3打席目まで対応できていないから、バッター的にはこの打席は変化球を対応しようかなという気持ちでいるんだろうなと、考えて逆のストレートで勝負球を持っていったという考え方だと思うんですよ」とDeNAバッテリーの考えを分析し、「でも3打席目までの変化球のスイングであったり対応の仕方を見る限り、あそこは変化球でもよかったんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)