平手友梨奈が圧倒的カリスマを演じる『響-HIBIKI-』メインビジュアル
 - (C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館

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 欅坂46の平手友梨奈主演で人気漫画を実写映画化した『響-HIBIKI-』の予告編が初公開された。同時に、平手の挑発的な姿が印象的なメインビジュアルも公開された。

 映画初出演となる平手が本作で演じるのは、圧倒的な才能を持つ15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響(あくい ひびき)。一見物静かな少女だが自分を曲げることがなく、文壇のなかで、間違った世間のルールや常識を壊していく彼女の影響によって、周囲の人々にも変化が訪れる。

 予告編では、不良の指を躊躇なく折り、文芸部の先輩に平手打ちをお見舞いし、芥川賞作家に蹴りを入れる響の姿が映し出されている。「この天才、ヤバい。」というコピーを体現する主人公・響役が、“不動のセンター”として欅坂で圧巻のパフォーマンスを見せる平手にとって、またとない当たり役であることを予感させる。

また本作には、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役で北川景子、響が入部する文芸部の部長・祖父江凛夏(そぶえ りか)役でアヤカ・ウィルソンが出演。高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、板垣瑞生、小栗旬といった実力派俳優陣が脇を固める。小栗は劇中、伸び悩む自分に苦しむ小説家・山本春平を演じており、予告では絶望する山本に、響が放つ鋭い一言にも注目だ。

 さらに、吉田栄作が、凛夏の父親で世界的小説家の祖父江秋人(そぶえ あきひと)役で出演。TBS系ドラマ「アンナチュラル」の悪役で話題を呼んだ北村有起哉も、響に蹴りを食らわされながらも彼女の才能を認める芥川賞作家・鬼島仁(きじま ひとし)役で出演する。

 原作は、柳本光晴が2014年より「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載している「響〜小説家になる方法〜」。「マンガ大賞2017」の大賞を受賞し、累計発行部数160万部を突破するヒット作を、『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督と、『劇場版 TIGER & BUNNY』『ガチ☆ボーイ』などで知られる脚本家・西田征史のタッグが実写化に挑む。(編集部・入倉功一)

映画『響-HIBIKI-』は9月14日より全国東宝系で公開