みやぞん、忙しすぎて “大好きな足立区” に帰れず心、折れかかる日々
毎夏恒例の日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』(8月25日・26日)のチャリティーランナーは、史上初のトライアスロン形式となり、お笑いコンビ『ANZEN漫才』のみやぞん(33)が大役を務めることが発表された。その練習も、本格化してきているという。
スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(長距離走)という『24時間テレビ』史上、最も過酷な企画に挑むわけだが、チャリティーランナー発表時、みやぞんは『世界の果てまでイッテQ!』ロケで、滞在中のエチオピアからの中継で会見。
気温45度の酷暑の中、走るダチョウを背にして「『僕じゃない』と思っていたので真っ白になりました。不安はありますが自信をつけていきたい。やるぞー!」と抱負を語り、相方・あらぽん(32)に「レース中、近くにいてほしい」とリクエストしていた。
地元愛が強すぎて……
東京・足立区の都立高校の野球部で、エース投手だったみやぞんは「練習で荒川区から横浜まで(約40キロ)走ったことがある」と走力には自信をみせていたが、水泳については20代の頃にプール監視員の経験があるくらいで「最近はあまり泳いでいない。自転車は、近所のスーパーに行く時に週1〜2で乗るぐらい」というレベルだと話す。
ハードな海外ロケの合間を縫って水泳と自転車、マラソンの練習を最近こなしているという。
日本テレビの吉無田剛・総合プロデューサーは、トライアスロン企画に決めた理由は、みやぞんの並外れた身体能力を見込んだと語り、
「鉄人レースと言われるトライアスロンに、超人のみやぞんが立ち向かう姿を見ていただきたい」と期待する。
ランニングプロデューサーであり、名物トレーナーの坂本雄次さんも「体力と潜在能力はすごい」と高評価、安全面に最大限に配慮して距離やレース内容などを決めていくという。
実は、昨年もランナー候補として名前が上がっていたという、みやぞん。ついにその座を射止めたわけだが、思わぬ問題が起きているという。海外ロケと練習時間で、最近は地元にまったく帰れなくなりホームシックになっているようなのだ。
「基本的に住めば都タイプで、地元の友人宅に1〜2泊の予定で押しかけて1〜2か月滞在し、友達のお母さんに追い出されることもあるほど神経は図太いんです。でも、一度不安になると本当に発熱や腹痛に襲われる体質で、最近は原因不明な体調不良が多いようなんです。
売れてからも大好きな地元・足立区でライブをしたり、友人のお店周りや実家にいることが好きだっただけに、ここ最近の海外ロケやマラソンの練習で足立区に一切帰れず、気持ちが折れかかっているようですね」(テレビ関係者)
2016年まで8年間にわたり、足立区の社会福祉の作業所で働いていたことが報じられたばかり。地元愛が強すぎてホームシックというのも、みやぞんらしい。
<取材・文/宮崎浩>