西野監督、32歳本田と若き日の自分を比較 「レベルが違います」と“格上認定”で称賛
本田が13日に32歳の誕生日、現役時代の自身と重ねて西野監督がレベル比較
日本代表は現地時間14日、ワールドカップ(W杯)初戦に向けてロシアのベースキャンプ地カザンで合宿をスタートさせた。
前日の13日にMF本田圭佑が32歳の誕生日を迎えたなか、西野朗監督が32歳当時の自身と現在の本田を比較し、持論を展開している。
西野新体制の初陣となった5月30日のガーナ戦(0-2)、続く6月8日のスイス戦(0-2)と連敗を喫したが、12日のパラグアイ戦で4-2と西野体制初白星を挙げた。指揮官は「現実、サッカーって簡単ではないと今感じている」と心境を吐露しつつ、「(チームが)変われる要素はあると思うので、それを全員で見つけてコロンビアにぶつけるだけ」と意気込んでいる。
パラグアイ戦翌日の13日、本田が32回目の誕生日を迎えた。日本代表通算12試合1得点の西野監督は35歳で現役を引退したなか、32歳当時の自身と本田を重ねて次のように言及している。
「レベルが違います。歳は長友も言ってますけど、その通りだと思う」
DF長友佑都がツイッターで「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」と綴って大きな反響を呼んでいたが、西野監督もそうした意見に同意。そのうえで「そういうことを考えて選手はキャリアを積んでいないと思う」と口にしている。
2010年、2014年と2大会連続ゴールをマークしてきた本田には、3大会連続得点の期待も懸かる。本田を“格が違う”と称賛した西野監督は、果たして19日のW杯グループリーグ初戦コロンビア戦で、このレフティーを起用するのだろうか。
(大木 勇(Football ZONE web編集部) / Isamu Oki)