【MLB】エンゼルス大打撃 右腕ラミレスが右肘靱帯断裂 TJ手術で長期離脱も
すでに先発2投手がDL入り、高まる大谷への期待
“二刀流”大谷翔平投手の週間MVP受賞で沸くエンゼルスに痛いニュースが飛び込んできた。先発ローテの一角を任されていた29歳右腕のJ.C.ラミレス投手が右肘靱帯断裂と診断され、医師にトミー・ジョン手術と呼ばれる修復手術を勧められたという。9日(日本時間10日)に球団が発表した。
ラミレスは7日(同8日)に本拠地アスレチックス戦で先発したが、右肘の異変を訴えて2回で降板、10日間の故障者リスト(DL)に入っていた。記事によれば、ラミレスは昨季から右肘靱帯を一部断裂していたが、幹細胞治療での回復を目指していた。今季はここまで2試合に先発し、6回2/3を投げて防御率9.45、2敗を喫していた。
エンゼルスは開幕直前に先発アンドリュー・ヒーニーがDL入り。開幕後もすでにマット・シューメーカーが右上腕を故障し、戦列を離れていた。ヒーニーは復帰間近とされているが、その他の先発投手、ギャレット・リチャーズ、タイラー・スカッグスも昨季は故障に泣かされた面々。ラミレスがトミー・ジョン手術を受けるとなれば、今季絶望は確実となり、ますます大谷にかかる期待が高まりそうだ。(Full-Count編集部)