エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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打者としては3戦連続本塁打、投手としては2勝目をマーク

 デビュー以来驚異のパフォーマンスで米球界を席巻し続けるエンゼルス大谷翔平。9日(日本時間10日)には、日本人メジャーリーガーとして最速&最年少でア・リーグ週間MVPに選出された。

 対象期間となった2〜8日には、打者として3試合連続ホームランを放ち、13打数6安打で打率.462の成績。投手としては1試合に投げ、7回を1安打12奪三振無失点の快投で今季2勝目を挙げていた。

 この驚異の活躍ぶりに、早くも今季MVPに推す声もあがっている。米テレビ局「CBSスポーツ」公式サイトでは、「ショウヘイ・フィーバー」と題した記事を掲載。ベーブ・ルース以来の本格派二刀流の登場に沸く現地の様子を伝えながら、「少なくとも1社のスポーツくじメーカーが今季MVPに推している」とリポートした。

 記事では「BetDSI」社のオッズを参照。大谷のオッズはまだまだ低いものの、昨季ワールドシリーズMVPのジョージ・スプリンガー(アストロズ)を筆頭に、マニー・マチャド(オリオールズ)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)らメジャーの“顔”と名を連ねている。「スポーツくじは予想ではなく世間の動きを反映したものだ」という注釈はついているが、それだけ世間一般が大谷の活躍に期待しているということだろう。

 昨年はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、コーディ・ベリンジャー(ドジャース)といった“超新星”が誕生したが、二刀流の大谷にはそれ以上の期待が掛かっているのかもしれない。(Full-Count編集部)