18歳の少年が1980年型トヨタ「セリカ」を電気自動車に改造。試行52回の末、航続距離は200km以上に
クルマや乗り物関連のニュースを1分程度の動画でご紹介する『Autoblog Minute』から、今回は18歳の少年が1980年型トヨタ「セリカ」を自力で電気自動車に改造したという話題をご紹介しよう。
米国テキサス州に住むアダム・ランシング君は12歳の時、兄が両親にガソリン代をせびっているのを見て、あんなことはしたくないと思った。そして動画投稿サイトで1972年型ダットサンをパワフルなEVドラッグスターに改造した男性の映像を見て触発されたという。
アダム君が改造の話をしていたのを友人の父親が聞きつけ、自宅に長年放置してあったエンジンのない1980年型トヨタ「セリカ」を提供。それからアダム君は2年を掛けて改造に必要なパーツを集めていった。
作業開始から4年、ついにアダム君は自力でセリカの電気自動車を完成させた。その間には1日に20時間も作業に取り組む日もあったという。16歳の時、初めてセリカを走らせた日は、友達とボーリングに行った帰り道で止まってしまったそうだ。改造すること実に52回。特に昨年はCore IVとPlasma Boy Racingという会社がスポンサーとなり、30kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を提供してくれたので、航続距離130マイル(約209km)を実現した。最初の航続距離は12マイル(約19.3km)に過ぎなかったのだ。
そして今や彼は、ガソリン車を電気自動車に改造するホークアイ・イノベーションズ LLCという会社を設立するまでに至っている。
さて、貴方ならどのクルマを電気自動車に改造したいと思うだろうか?
By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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【ビデオ】蘇った1980年製トヨタ「RA40セリカ」のテスト風景
米国テキサス州に住むアダム・ランシング君は12歳の時、兄が両親にガソリン代をせびっているのを見て、あんなことはしたくないと思った。そして動画投稿サイトで1972年型ダットサンをパワフルなEVドラッグスターに改造した男性の映像を見て触発されたという。
作業開始から4年、ついにアダム君は自力でセリカの電気自動車を完成させた。その間には1日に20時間も作業に取り組む日もあったという。16歳の時、初めてセリカを走らせた日は、友達とボーリングに行った帰り道で止まってしまったそうだ。改造すること実に52回。特に昨年はCore IVとPlasma Boy Racingという会社がスポンサーとなり、30kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を提供してくれたので、航続距離130マイル(約209km)を実現した。最初の航続距離は12マイル(約19.3km)に過ぎなかったのだ。
そして今や彼は、ガソリン車を電気自動車に改造するホークアイ・イノベーションズ LLCという会社を設立するまでに至っている。
さて、貴方ならどのクルマを電気自動車に改造したいと思うだろうか?
By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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