パチューカ本田、後期総得点の「54.5%」に関与 ファン切望「契約を延長してくれ!!」
後期は2試合連続ゴールを含む3得点3アシストと絶好調
パチューカのFW本田圭佑は現地時間3日に行われたリーガMX(メキシコリーグ)後期第5節、本拠地モレリア戦に先発出場し、会場を沸かせる無回転FKを叩き込み、2試合連続ゴールの活躍を見せた。
チームは1勝1分3敗と波に乗れないなか、31歳の侍アタッカーは後期リーグだけで3得点3アシストと孤軍奮闘。総得点の半分以上に絡んでいることを、パチューカ公式ツイッターが伝えている。
モレリア戦にトップ下で先発した本田は、果敢にシュートを放つなど序盤から存在感を発揮。1-2と1点ビハインドで迎えた後半15分には、ゴール正面約28メートルの位置で直接FKを得ると、強烈な無回転シュートをねじ込んだ。2-3で惜敗したが、本田は後期リーグで好調をキープしており、代表復帰を望む声も強まっている。
そんななか、7日にパチューカがクラブ公式ツイッターを更新し、「ホンダは今季パチューカのゴールの54.5%に絡んでいる」と綴った。パチューカは後期リーグ5試合で計11得点(12失点)を挙げているが、本田は一人で3得点3アシストを記録して総得点の半分以上に関与。後期リーグは得点ランクでリーグ4位タイ、アシストでも2位タイと輝きを放っている。
今やチームに不可欠な選手となった本田に対しては、投稿の返信欄で「契約を延長してくれ!!!」「クラックだ。ホンダがトゥソス(パチューカの愛称)で長い間プレーするのを見ていたい。どこにも行かないでくれ」「パチューカで最高のプレーヤーなのは疑いの余地がない」と、称賛や来季以降もプレーを望むファンの声が上がっている。
本田は今季「公式戦15得点」を目標に掲げ、モレリア戦終了時点で“ノルマ”まで残り6ゴール。6日に自身のツイッターで「次が何より大事」と綴っており、11日の敵地ベラクルス戦で得点に絡み、チームを勝利に導く活躍が期待される。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images