後半戦の初戦となるハンブルク戦は、昨季まで所属していたミヒャエル・グレゴリッチュにとっては当然ながら特別な試合だ。ただ前回の対戦では、ハンブルクに0-1で敗れていることもあり、「ハンブルク戦を楽しみにしているし、前回の対戦のときよりもいいプレーをしていきたい。あのときの敗戦はつらかった。僕たちはホームで戦うし、もちろん自分としても得点できればと思うよ」とコメント。

いまも選手たちとコンタクトをもち、特にクリスチャン・マテニアと仲がいいという同選手は「彼らはとにかくどんどんプレスを仕掛けてくるし、とても切り返しがうまいチームだ。上との差を縮めるために全力を尽くしてくるだろうし、僕たちとしてはとにかくうまく対応していかなくてはならない。」と語った。

「勝利できれば、僕たちとしては大きな前進を遂げることになるし、少し肩の荷がおりるところもあるだろうね。僕としてはぜひ、前半戦で稼いだ勝ち点24よりも多くの結果を得体。早く勝ち点40に到達できれば素晴らしいと思うよ」

出場機会を求めて加入したアウグスブルクでは、ここまで8得点5アシストをマークするなど大きな飛躍を遂げることに成功。ただもっとも改善されたポイントとしては、バウム監督と同様にグレゴリッチュも「とくに守備面がかなりよくなったと思う」と指摘。

ただ後半戦では前半戦よりも、もっと伸ばしていきたいと貪欲な姿勢ものぞかせる。「どんな可能性が自分にあるのか、そしてまだどれほど伸び代があるのかが見て取れたと思う。」と語ったグレゴリッチュは「数字を意識することは難しいことではあるけど、でもあえて挑戦していきたい。もしも得点ランキングの上位に顔を出していれば、是が非でもそこにとどまりたいと思うものさ。僕の目標は、もっとよくなっていくことだよ」と意気込みをみせた。