[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2017年10月6日放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、三重県四日市市のムクドリ対策について紹介されていました。

三重県四日市駅前の中央通りには、街の木であるクスノキが立ち並んでおり、夕暮れ時になるとムクドリが大群で舞い降りできます。


ムクドリを追い払え!(画像はイメージ)

法律により捕獲はできない

四日市市市街地整備公園課の橋本勇気さんは「四日市市の木でもあるクスノキを中心とした通りになっているので、木を切るといったムクドリが止まりにくくする対策がしにくい状況があります。今回の『追い払い』でうまく分散できれば」と話しました。

四日市市は、ほかの自治体でもムクドリ対策で実績を上げた、害鳥駆除を行う大阪市のグリーンフィールドに業務を依頼し、今年の8月から週に2、3回作業を実施してきました。

鷹匠がタカを飛ばして、ムクドリを追い払う作戦です。

ムクドリは鳥獣保護法により捕獲を禁止されており、追い払うことしかできません。

ムクドリに「ここはタカがいる危ない場所」だと認識させることで、ムクドリが寄りつく数を減らす狙いです。

ムクドリは寒くなると違うねぐらを求めて街から消えるので、今月末まで作業を続けるとのことです。

ムクドリの数は全体としては減っているとのことですが、大量に飛来することでふん害や騒音の被害が続いており、早期解決が望まれます。(ライター:moca)