芸能界アラフィフ美熟女グランプリ、No.1美熟女に高須院長「パッケージ上手!」
近年、年を重ねても若々しくきれいで、年齢を感じさせないアラフィフ女性が増加している。一般人はもちろん、さらに芸能界となると思わず目を奪われる美熟女は数知れず。そこで、週刊女性PRIME編集部が選出した21名のアラフィフ女性芸能人(1966年〜1968年生まれ)の中からナンバーワンを決定する「美熟女グランプリ」を開催!
1205人が回答したリアルランキング、そして「美」熟女のポイントは? 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。
まずはランキング結果と、アンケートで集まった生の声をご紹介。
1位:天海祐希(49歳)/2710ポイント
「今年50歳になるとは思えない、肌の艶があると思います! とてもきれいです!」(20代女性)
「年相応の自然の可憐(かれん)さがあって、筋肉も程よくあって健康的な美しさがあるから」(20代女性)
「年月が経ってるはずなのにずっと変わらない。ほんと人間じゃなくて妖怪だと思います(笑)。また、変に若作りをしてないところも大好きです!」(20代女性)
「見た目の美しさだけではなく、内面の成熟した大人の美しさ、立ち振る舞いの美しさも含めて完璧な女性だと思います」(50代女性)
2位:原田知世(49歳)/1546ポイント
「かわいい」(20代男性)
「少女のような可憐さを今でもキープ」(50代男性)
「10代の頃から変わらぬ自然な笑顔、そして少女感」(40代女性)
「透明感と穏やかに熟成した女性感。唯一無二の存在です」(40代男性)
「昔のイメージを持ちつつも、常に今が素敵な人」(40代男性)
3位:小泉今日子(51歳)/1078ポイント
「堂々と歳を重ね、若く見せようと無理していない潔さ」(50代女性)
「アンチ・アンチエイジングと言っていたし、自然な美しさで凄く素敵! こんなアラフィフになりたい」(20代女性)
「大人の女性のかっこよさがある!」(20代女性)
「みなぎる自信、美しい!」(50代男性)
「51歳を謳歌(おうか)している感じ」(50代女性)
4位:鈴木京香(48歳)/921ポイント
「肌・髪も艶があって美しい」(40代女性)
「無理にアンチエイジングせず、年を重ねることを受け入れている感じがするので好感を持てる」(30代女性)
「凛とした立ち姿とセクシーな目元。美しさにため息が漏れてしまいます」(20代女性)
「手入れのよさ、生活のよさが表れている美しさ」(40代女性)
「痩せすぎず、ギスギスした感じがない。大人の色気が醸し出されている」(50代女性)
5位:若村麻由美(50歳)/720ポイント
「肌にハリがあって大きな涙袋が素敵」(10代女性)
「この人こそ美魔女!!! こういう女性になりたい」(20代女性)
「もともと整った顔が崩れず、艶や色気があるから」(50代女性)
「美しいし、そこに人工的な匂いを感じさせない」(40代女性)
6位:いない/636ポイント
「私は石田ゆり子さんに1票!」(30代女性)
「石田ゆり子以外選べない」(40代男性)
※編集部注:石田ゆり子さんは1969年生まれで今回の基準外でしたので、泣く泣く外させていただきました。
7位:君島十和子(50歳)/433ポイント
「自分ブランドの化粧品を扱っている以上、きれいでいないと、という使命感を感じます」(60代女性)
「母親でありながらも、自身のことも大事にしているイメージ。美的意識が高く、いつまでも美しさをキープしていてすごい!」(40代女性)
8位:大塚寧々(48歳)/412ポイント
「若い頃から変わらないまなざし。若くあろうとする気負いも感じられない、自然体なところ」(40代女性)
「結婚して子どももいるのにかわいくてきれい。憧れる女性」(40代女性)
9位:斉藤由貴(50歳)/387ポイント
「CMで見る姿が、夏帆と姉妹に見えるほど若々しい」(40代男性)
「肌が白くて、ハリがあって、透明感がある! 目が大きいのにたるんでない」(30代女性)
「痩せてすっかり若返り、見違えるほど。年を取ると迫力が増す人が多い中、おっとりしているのでそう見えない」(40代女性)
10位:三田寛子(51歳)/338ポイント
「笑顔がチャーミング」(30代女性)
「いつまでも童顔で美肌。若い頃のイメージと全く変わらないから」(50代男性)
「あんなに大きな息子が2人もいるとは思えない。浮気夫で苦労してるはずなのに、そうは感じさせない風貌」(40代女性)
高須院長が伝授、美しく熟す秘訣は◯◯にあり!
――いかがでしょうか、このランキング! ダントツ1位は天海祐希さんでした。
高須「へ〜。意外だね。美人だけど、若々しいとか肌がきれいとかってイメージはないなぁ」
――しかし、宝塚時代と変わらない顔にスタイル! 美しさをキープしているとは思いますが……。
高須「宝塚といえば、顔のアラをすべて消し去るメイク! すご〜い美肌メイク上手なんじゃないの? 僕から見ると、“塗り込みファンデ系”だけどな! 中身がわからない“パッケージ上手”な美肌というか。目鼻立ちはきれいだけどね。シュッとしたスタイルだし」
――パッケージ上手! 衝撃的なワードですね!
高須「でも、若い頃と見比べて痩せてないね! これはいいです! そして骨格が大きいのでハリがあるね。まず、痩せると老けるのよ、本当に。アラサー以上の激しいダイエットは、痩せた分だけ見た目年齢が増えますよ!」
――今記事を読んでいる方の中には、ダイエットを意識されている方も多いと思いますが、まさか痩せないことが美熟女の必須科目とは驚きです。他に、美しく熟す条件はありますか?
高須「それはね、日焼け!! もう声を大にして言いたいです。化粧品トラブルより、紫外線のほうが肌に悪影響だからね」
――では、天海さんを筆頭に、美熟女は日焼け対策をかなりやっていると?
高須「そうだよ! 美熟女の美肌は“NO 日差し”よ! 芸能界とか宝塚とか、女性が多い世界ってそれだけいろいろな美容メソッドを目の当たりにするし、効くものを知ってるんだよ」
――では、院長的に“効く”紫外線対策とはどんなものでしょう?
高須「まず日焼け止めを顔から身体までしっかり塗り、きちんと塗り直しもする。さらにロング手袋、サングラス、帽子を被って、さらにその上から日傘を差す! これくらいガードしてちょうどいいくらいだよ」
――なるほど〜。トップ10の美熟女たちは、それくらいやっているんでしょうね!
高須「でも、大塚寧々さんはおきれいだけど、若々しい美熟女ではないな〜。頬がこけているし、痩せてちょっと寒々しいかも。斉藤由貴さんも、ダイエット成功が話題になっていたけど、ちょっと老けた感じだね」
――となると、若くてきれいな熟女になるにはどのようなことがマストでしょうか?
高須「スレンダーキツネ顔より、ふっくらタヌキ顔だね! そのためには、ズバリ水分!! これっきゃない!」
――水分! 以前、石田ゆり子さんの美の秘訣記事でも院長がおっしゃっていた水分ですね!
高須「そうです。まず痩せると水っ気が減って肌や髪がパサっとする。しかも唇やふっくらしたいパーツまで痩せちゃうし、見てくれの偏差値は下がるよね。果物と同じく、おいしそうに見せるには水分が大事なのは、人間も同じだから」
――その大事な水分量をアップさせるには、日常生活でどのような意識をすればよいでしょうか?
高須「みんな大好きなコラーゲンやヒアルロン酸を作るため、動物性たんぱく質をきちんととること。そしてきちんと寝る。あとはとにかくスキンケアで保湿をすること!」
――50歳前後で差がつく“若見え”のポイントは、水分をキープできる生活にあるんですね。ところで週女PRIME的には、「ナチュラルな美しさ」「無理に若作りしていない」なんて賞賛される美熟女たちも、本当に若作りをしていないのか? なんて思っちゃいますが、いかがでしょうか?
高須「そりゃあ、称賛に値するだけの努力はたんまりしてるでしょう! ただ、そういった方は二重にしたり涙袋にヒアルロン酸を入れるとかの“変える”ケアではなく、“キープ”するケアをしてますね。肌をきれいにする超音波とか、水分保水量を高めるために点滴をするとか……。車と同じで、こまめに洗車してメンテナンスすれば、長くきれいに快適に乗り続けられるってことだね」
――なるほど。メンテナンス状態がいいんですね。ところで、外見だけでなく「いつも笑顔」「ポジティブ」など、内側からにじみ出る要素も美熟女になるためには重要な要素と言えるでしょうか?
高須「それはとても大事だね! 気持ちは顔に出るし、まずメンタルの状態がいいと免疫力も上がるし、病気にもなりにくいくらいから。ポジティブ思考は美熟女の必須条件ともいえるでしょう」
――では最後に、高須院長の思う「美熟女の基準」があれば教えてください。
高須「“保湿” “ある程度ぽっちゃり” “ポジティブ”が3大条件! 乾燥した部屋でしなびたり、グチグチネチネチしたりしていると、『ブ熟女』になっちゃうよ!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)
高須クリニック http://www.takasu.co.jp/