甲子園で1試合20奪三振、元プロ野球選手・大田阿斗里氏の驚くべき転身
4日、TBS「バース・デイ」では「高卒でプロ入りした男の選択 第2の人生へ奮闘の日々」と題し、横浜DeNAベイスターズやオリックス・バファローズに所属した大田阿斗里氏を特集。「元プロ野球選手の驚くべき転身」として、その挑戦を伝えた。
帝京高校のエースだった大田氏は、2007年のセンバツ高校野球で江川卓氏に並ぶ1試合20奪三振を記録するなど目覚ましい活躍を遂げた。しかし、同年ドラフト3位で横浜ベイスターズ入りを果たすも、2008年シーズンからの5年間で1勝することもできず。6年目にプロ初勝利を挙げるも、2015年シーズン終了後に戦力外を通告された。
だが、その年のトライアウトで結果を残し、オリックスとの育成契約を勝ち取った大田氏。それでも、唯一の1軍登板機会で連続ホームランを打たれると、2016年シーズン後に2度目の戦力外通告を受けた。
現在は27歳。幼い2人の子供を持つ大田氏は、番組のカメラに「年齢的にいったら、まだまだできるぞっていう気持ちも体もあるんですけど、高卒入って9年目で確固たる成績、実績が作れていないので。本当に野球やりたいっていう気持ちは強いんですけど、自分の思いだけで、家族いるんで、走るには無責任」と本音も。
すると、2度目のトライアウトを終えた後、「チャンスも貰ったし、去年、今年と。それをものにできなかったから引き際かな」と妻に切り出すや、「次の仕事を決めれるように頑張るわ」と宣言。野球選手を諦め、「子供達がかっこいいと思う職業だから」と警察官を目指すという。
大田氏が受けるのは、警視庁職員III類。これまで野球漬けの人生を送ってきた大田氏にとって、複数科目に及ぶ試験を突破するのは決して容易なことではない。それでも試験に向け、「(勉強は)6時間はするようにしています。集中力が持つときは8時間くらい」と猛勉強を始めると、今年1月の採用1次試験で見事に合格。最終的な合否は、3月下旬に発表される予定だが、第2の人生を歩み始めた大田氏は「楽しいですよ。経験したことないこと経験できるんで。野球ができたらそれが1番ですけど」と語った。
帝京高校のエースだった大田氏は、2007年のセンバツ高校野球で江川卓氏に並ぶ1試合20奪三振を記録するなど目覚ましい活躍を遂げた。しかし、同年ドラフト3位で横浜ベイスターズ入りを果たすも、2008年シーズンからの5年間で1勝することもできず。6年目にプロ初勝利を挙げるも、2015年シーズン終了後に戦力外を通告された。
現在は27歳。幼い2人の子供を持つ大田氏は、番組のカメラに「年齢的にいったら、まだまだできるぞっていう気持ちも体もあるんですけど、高卒入って9年目で確固たる成績、実績が作れていないので。本当に野球やりたいっていう気持ちは強いんですけど、自分の思いだけで、家族いるんで、走るには無責任」と本音も。
すると、2度目のトライアウトを終えた後、「チャンスも貰ったし、去年、今年と。それをものにできなかったから引き際かな」と妻に切り出すや、「次の仕事を決めれるように頑張るわ」と宣言。野球選手を諦め、「子供達がかっこいいと思う職業だから」と警察官を目指すという。
大田氏が受けるのは、警視庁職員III類。これまで野球漬けの人生を送ってきた大田氏にとって、複数科目に及ぶ試験を突破するのは決して容易なことではない。それでも試験に向け、「(勉強は)6時間はするようにしています。集中力が持つときは8時間くらい」と猛勉強を始めると、今年1月の採用1次試験で見事に合格。最終的な合否は、3月下旬に発表される予定だが、第2の人生を歩み始めた大田氏は「楽しいですよ。経験したことないこと経験できるんで。野球ができたらそれが1番ですけど」と語った。