20歳の若さで…期待の女子代表選手、交通事故で死亡

写真拡大

パキスタンで期待される存在だったという20歳の女子選手が交通事故に巻き込まれて亡くなった。『dawn』などが伝えている。

事故は水曜日の夜に同国最大の都市カラチで起きた。バルーツは従弟が運転するトヨタ・カローラに同乗していたそうで、車はコントロールを失い柱に衝突したという。警察当局は運転者を逮捕したとも伝えられている。

1996年生まれの20歳だったバルーツ。父親は大臣経験者で、上院議員の母親は女子サッカー協会の会長でもあったそうだ。

7歳でサッカーを始めると、これまで3度もパキスタンの(女子)年間最優秀選手賞を授与されるなど期待されるストライカーだったという。代表監督も彼女はパキスタンが生んだ史上最高の選手であり、その死はこの国の女子サッカーにとって大きな損失だとショックを口にしていたそうだ。