シャビ・アロンソがリバプールからマドリー移籍の裏事情を明かす「ラファからお金が必要と言われた」
▽レアル・ソシエダの下部組織出身のシャビ・アロンソは、2004年にリバプールへと移籍。リバプールでは公式戦通算210試合に出場し18得点を記録。チャンピオンズリーグのタイトルを獲得するなど、中心選手として活躍した。
▽2009年にマドリーに移籍したシャビ・アロンソだが、その前年に当時リバプールを指揮していたラファエル・ベニテス監督から移籍するように言われたことを明かしている。
「僕は、『OKラファ。問題ないよ。僕はプロだ。理解する』と言ったんだ。ユベントスやアーセナルから関心があった。でも、クラブは条項に同意しなかったんだ。監督は僕が去ることを望んだから、チームを去ることができたんだ。でも、そうはならなかった。だから翌年は状況が変わったんだ」
▽ベニテス監督から退団を求められたと明かしたシャビ・アロンソだが、翌年は自ら退団を申し出たとのこと。チームから去るように言われたことはとても驚いたと明かしている。
「僕はラファのところに行って『去年、あなたが僕にチームを去ってほしいといった。そして僕は合意した。今、僕はチームを去りたいです』と言ったよ。最終的に僕はチームを去ったけど、簡単じゃなかった。なぜなら、彼が僕に残って欲しいと思っていたからね」
「驚いたよ。僕はリバプールで幸せだったから、失望もした。通りを歩くことはできたけど、人々は音を鳴らし、車はクラクションを鳴らすんだ」
「確かに、僕とラファの関係は最初のシーズンの様には良くなかったよ。でも、チームを去りたいと要求したことはなかった。リバプールで5年間プレーした。そこにいることが正しいと感じていたからね」
▽リバプールを去り、マドリーでもチャンピオンズリーグ制覇やリーグタイトル獲得など数々の成功を収めたシャビ・アロンソ。しかし、心残りもあるようだ。
「唯一の後悔は、リバプールでプレミアリーグのタイトルを獲得できなかったことだ。それは痛いことだね。みんなが何よりもリーグ優勝したいと思っていることを知っているからね」
