【ファンキー通信】自衛隊のパセリちゃんツアーって何だ?
自衛隊はパセリのような存在らしい。しばしば、お皿の片隅やサンドウィッチの間に挟まっているが、けっして自己主張しない。それでいて、メインディッシュ(=国民)を引き立てる役割がある。さらに、多くの人は食べず嫌いだ。「なんとなくマズそう」、そんなイメージだけで排除し、味わってみようともしない。食べてみれば(=よく知れば)、おいしい(=怖くない)かもしれないのに・・・。
災害が起きれば、いち早く救援活動を行い、ときには紛争地でも活動する。国民のために、命の危険を感じながら働いているというのに、いまいち理解されない。隊員たちが実際にそう思っているかは分からないが、パセリをモチーフにした自衛隊のマスコットキャラクター、パセリちゃんにはそのような想いが込められているという。
そして防衛庁では自衛隊をもっと知ってもらおうと、さまざまな広報活動を行っている。そのひとつに「パセリちゃんツアー」なる女性向け体験ツアーがあるのをご存じだろうか? 名前からして大いに気になるこのツアーを、ご紹介することにしよう。
「パセリちゃんツアー」の歴史は意外にも古く、平成5年に始まった。したがって、今年で13回目を迎える。陸・海・空の自衛隊が、持ち回りで実施していて、今年は海上自衛隊だ。参加対象は、日本国籍を持つ20歳代の女性限定。
内容はと言うと、1泊2日の日程で自衛隊施設に滞在して、手旗や結索(ロープの結び方)などの訓練体験のほか、装備品などの見学、基地施設見学、体験喫食(自衛隊では食事のことを喫食と呼ぶ)、隊員との懇談などを行うのだ。しかも、全員制服に着替えて。
参加者は、マニアックな女性ばかりかと思いきや、普通のOLや学生が中心だという。「『普段、知ることができない自衛隊の活動が、間近で見られて楽しかった』、そんな感想を頂いています。応募の〆切は、6月20日なのですが、すでに定員を超える応募があるんですよ」と防衛庁の広報担当者は語る。
現地までの交通費や基地内での雑費など、多少のお金がかかるが、なかなか体験できるものではない。女性のみなさん、エステや海外旅行もいいですが、夏の思い出作りにどうですか?(文/verb)
そして防衛庁では自衛隊をもっと知ってもらおうと、さまざまな広報活動を行っている。そのひとつに「パセリちゃんツアー」なる女性向け体験ツアーがあるのをご存じだろうか? 名前からして大いに気になるこのツアーを、ご紹介することにしよう。
「パセリちゃんツアー」の歴史は意外にも古く、平成5年に始まった。したがって、今年で13回目を迎える。陸・海・空の自衛隊が、持ち回りで実施していて、今年は海上自衛隊だ。参加対象は、日本国籍を持つ20歳代の女性限定。
内容はと言うと、1泊2日の日程で自衛隊施設に滞在して、手旗や結索(ロープの結び方)などの訓練体験のほか、装備品などの見学、基地施設見学、体験喫食(自衛隊では食事のことを喫食と呼ぶ)、隊員との懇談などを行うのだ。しかも、全員制服に着替えて。
参加者は、マニアックな女性ばかりかと思いきや、普通のOLや学生が中心だという。「『普段、知ることができない自衛隊の活動が、間近で見られて楽しかった』、そんな感想を頂いています。応募の〆切は、6月20日なのですが、すでに定員を超える応募があるんですよ」と防衛庁の広報担当者は語る。
現地までの交通費や基地内での雑費など、多少のお金がかかるが、なかなか体験できるものではない。女性のみなさん、エステや海外旅行もいいですが、夏の思い出作りにどうですか?(文/verb)