ピンポンダッシュで撃たれた米14歳少年(画像はcbsnews.comのスクリーンショット)

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用もないのに他人の家のドアチャイムを鳴らし、そのまま逃げてしまう“ピンポンダッシュ”と呼ばれるイタズラ。これを日本でやっても、見つかった場合にだけ怒鳴られるのが関の山か。だがそれで済まないのがアメリカだ。このほどオクラホマ州で…。

オクラホマ州北東部のメイズ郡プライアーで1日の午前1時半ごろ、コール・ペイトン君という14歳の少年が銃で撃たれて病院に運ばれた。ドアチャイムを鳴らして逃げるイタズラの“ピンポンダッシュ”。仲間2名とともにこれをやって家主を激高させ、撃たれたものとみられている。収拾がつかなくなっている米国の銃社会を嘆き、「今こそ立ち上がって皆でなんとかしよう」とオバマ大統領も強く訴えかけた矢先に起きた事件であった。

この画像は『CBS News』によるその記事のスクリーンショットで、写真はタルサの病院でベッドに横たわるコール君の様子を母親が撮影して系列メディアの『KWTV』に提供したもの。銃弾は数発放たれうち1発が肝臓を貫通。手術を受けたことにより幸いにも回復に向かっている。また仲間の2名は逃げて無事であるという。

プライアー警察は「コール君がそれを犯したという確証はありませんが、最近ピンポンダッシュのようなイタズラに関する通報が増えていました」と語っている。他人の家に近づくことは敷地への(不正)侵入行為でもあり、家主らは「見つけたらタダではおかない」と凶器を準備して待っていた可能性もある。家主はまだ逮捕されておらず、郡検事当局はそれが行き過ぎた発砲であった可能性を視野に捜査を進めている。

※ 画像はcbsnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)