イタリアvs南アフリカ
ヨーロッパでオランダとともに野球が盛んなイタリアと、遥々アフリカからやってきた南アフリカとの一戦。ともに、現在まで3連敗となっており、貴重な1勝をかけての試合となった。
試合は、打線に火がついたイタリアが南アフリカを攻め立てる展開となった。
まず、イタリアの得点シーンは3回表の攻撃から始まる。この回先頭のTEALDIが中前安打で出塁すると、南アフリカの牽制ミスの間に二塁まで到達。さらに、敵失の間に一気に生還し、まずは1点を挙げることに成功。さらに4回表には、3番SELLAROLIが四球で出塁したのちに、5番FRIGGERI、6番MONELLOの連続安打で1点を追加。イタリアの攻撃はとどまることを知らず、5回表にもSELLAROLI適時打で2点を追加。
そして迎えた6回表のイタリアの攻撃。この回先頭のFRIGGERIが四球で出塁すると、6番MONELLOの二塁打、7番TEALDIの左安打でまずは1点を追加。続く8番STARCの走者一掃の適時右三塁打でさらに2点を追加することに成功する。さらに9番ASTORRIも適時打を放ち、長打2本を含む4連打で計4得点に成功。その後も、四球で一死満塁のチャンスを作り、4番OREFICEの適時打で2点、打者一巡し、6番MONELLOの犠飛で1点を追加し、この回一挙7得点のビックイニングを演出した。
反撃を試みる南アフリカはその裏、イタリアのエラーから2点を返すも、それ以降は得点できず。最後は、9回表にイタリアが駄目押しの1点を追加しゲームセットとなった。
イタリアは3連敗の鬱憤を晴らすかのように、13安打12得点と打線が爆発。一方の南アフリカは、4連敗となり残すは1日のカナダ戦のみとなった。
(文=高校野球ドットコム編集部)
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