大阪市立高校で、部活動顧問の教諭の体罰により生徒が自殺するという痛ましい事件が起きました。体育科を持つ高校の、全国レベルの強豪チームで起こった事件であり、どこに問題があったのかは個別事件として、きちんと検証される必要があります。しかし、これを特殊な事件として見過ごすわけにもいきません。そもそも学校では部活指導に限らず一切の体罰が法律で禁止されているにもかかわらず、一向に根絶されていないからです。文