「まだ勝ち点は残っている。ヨーロッパリーグ(EL)に出場できるかどうかは、我々次第だ。最後までトライする。まだ10試合が残っているんだ。選手たちには10勝を求めた」

インテルのロベルト・マンチーニ監督がフェイスブックでのサポーターからの質問に、このように答えている。指揮官はインテルを欧州の舞台へ戻すことを信じ続けているのだ。だが、インテリスタにとってそれだけでは不十分であることも分かっている。それだけに、来季に向けて次のように述べた。

「我々は3位に入るために、そしてそれ以上の何かも目指して仕事をしていく」

だが、夏の補強によるところも大きいだろう。マンチーニ監督は楽観しているようだ。

「トッププレーヤーを獲得できる可能性はある。我々はトップクラブだからだ。頭の中にはいくつかの補強がある。(マッテオ・)ダルミアンは好きか? イエスだ。(ジェームス・)ミルナー? 彼は契約が今季で満了となる。自分にとってのベストを選ぶだろう。ヤヤ・トゥーレ? 彼はマンチェスター・シティの選手だ」

補強だけではなく、放出にも注意する必要があるだろう。だが、マンチーニ監督はマテオ・コバチッチの放出を否定している。

「マテオは残る。彼には(アンドレア・)ピルロのようなプレーをするだけのクオリティーがあるんだ。調子? 彼はひざに問題があるが、今日は少し走ることができた。様子をみよう」