英最高額の移籍金で加入のディ・マリア「マンUしか考えられなかった」

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 日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uは26日、レアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを5年契約で獲得したと発表した。移籍金はイギリス史上最高額となる5970万ポンド(約102億9000万円)となる。

 移籍決定に際し、ディ・マリアは、「マンチェスター・ユナイテッドに加入できて、すごく嬉しい。スペインでも時間はやりきったと感じたんだ。多くのクラブが興味を持ってくれたけど、レアル・マドリードを離れるのであれば、ユナイテッドしか考えられなかった」と、喜びを語った。

 また、「ルイス・ファン・ハールは実績もあり、素晴らしい監督だよ。誰もがこのクラブをトップに返り咲かせたいという決意とビジョンを持っていることに感銘を受けた。今から待ちきれないね」と続け、マンチェスター・Uでのプレーを心待ちにしていることを強調した。

 現在26歳のディ・マリアは、2005年にアルゼンチンのロサリオ・セントラルでプロデビュー。2007年に開催されたU−20ワールドカップでの活躍もあり、同年夏にベンフィカへ移籍した。クラブやアルゼンチン代表での活躍もあり、2010年夏にはレアル・マドリードに加入。ウイングやインサイドハーフといった複数のポジションでプレーし、リーグ戦やチャンピオンズリーグを制するなど、多くの勝利に貢献した。