最終組で最終日に臨む石川遼!逆転で2度目の大会制覇を狙う(撮影:米山聡明)

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<中日クラウンズ 3日目◇3日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>
 ようやく“らしさ”を取り戻した難コース、和合が大勢の選手を苦しめた。
“大人”な遼、3打差4位タイに浮上!「余裕を持って」決勝Rへ
 国内男子ツアー「中日クラウンズ」の3日目、首位と3打差の4位タイから出た石川遼はこの日も大ギャラリーに見守れながらスタート。出だしの1番で10メートルのロングパットを沈めバーディ発進。“かっこいい!”、“ステキ!”と石川の組以外ではあまり聞かれないであろう女性からの大声援受けていた。
 その後は3番で3パットのボギーを叩いたものの、5番ではセカンドを2.5メートルにつけバーディ。7番パー3でも7メートル、8番では2.5メートルを決め、一時は首位を捉える快進撃をみせた。
 しかし、後半に入るころになると強風が吹き荒れ状況は一変。グリーン上にも影響するような風に「打ってみないと(どちらに曲がるか)分からない」と大苦戦。前半で作った3つの貯金を吐き出し、この日は4バーディ・4ボギーの“70”でフィニッシュ。スコアを伸ばせず、そして首位との差も縮まらず3打差の3位タイで最終日に臨むこととなった。
 風を計算してパッティングしても「バックスイン中に風が止んで、オイ!って感じになりましたよ(笑)」と不運な場面も。「自信を持ってプレーするのが難しかった」と疲れた表情で話した。
 ムービングデーに差を縮められず、多少計算は狂ったが明日は最終組でプレー。「ここまで最低限のことはできている。明日は優勝を狙っていきたい」。2010年に“58”を出した時は早いスタートだったが、今回はまったく違う状況での最終日に。明日は本来の姿を取り戻した和合を相手に、アメリカで磨いてきた技のすべてをぶつけ優勝をもぎとりにいく。
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