3月31日、ついに『笑っていいとも!』(フジテレビ)の32年間に終止符を打つグランドフィナーレが生放送された。制作会社ディレクターが話す。

「長年お世話になったタモリさんに、とにかく局をあげて感謝しようという心意気が感じられました。業界内外の注目度は高く、瞬間最高視聴率は33.4%を記録したほど」

 出演者もタモリの花道に相応しい豪華メンバーであった。

「タモリさん憧れの吉永小百合さんが出たのは序の口。注目されたのは大物芸人の共演です。明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインが同じ舞台上にあがったのです。特に会場もお茶の間も沸いたのは、『絶対共演NG』と言われていた松本人志と太田光が交流した瞬間でした。松ちゃんもそう言われているのをネタして、あえて絡みにいっていましたしね」(前出・ディレクター)

 それは10数年前、松本がジャージを好んで着ていた当時のことである。太田が松本に「adidasの広告塔かよ!」と嘲笑したことに松本が激怒。以来、一度も共演したことがないのだ。

「今回の番組のようなお祭り騒ぎにはぴったりのキャスティングでしたね。まあ、そのお陰で、もっと洒落にならない『絶対共演NG』が浮き彫りになってしまいました」(芸能記者)

 それは一体誰なのか。

「ここ数年、テレビをいっきに干されているガレッジセールが、歴代レギュラーということで久々にゴールデンタイムに出演していました。裏番組を見ると、同じく歴代レギュラーの有吉弘行さんが『有吉反省会』(日本テレビ)の2時間SP中。実は有吉さんが干されていた時代に、ゴリさんが有吉さんにキツく当たり不仲に。当時は何の影響もありませんでしたが、現在のテレビは有吉さんの天下。『僕、ガレッジ苦手なんですよね』なんてひとこと言えば、局はもちろん有吉さんを優先しますよね。それがガレッジが干されている理由だと言われています。今回は有吉さん不在の隙をついて出演できたのでは?」(前出。芸能記者)

 和解の日は来るのか──!?