ミランがチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ・ファーストレグに臨んだ20日、フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長は、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の契約延長を明らかにした。同名誉会長は「モンテッラは我々と長期間の契約にサインした。今夜、新契約についてはっきりさせたよ」と述べている。

フィオレンティーナはこの日、本拠地フランキの新スタンドとチームのお披露目をしており、この場でデッラ・ヴァッレ名誉会長が明かした形だ。新スタンドはすべてチームカラーの紫となり、イングランド式にピッチとの間を隔てるものがなくなっている。

また、2万人以上のファンから拍手で迎えられたモンテッラ監督は、「サインは形式的なものにすぎなかった。我々はすべてに合意していたんだ。次は新シーズンに集中しよう。できるだけうまくやりたい」と語った。

一方、デッラ・ヴァッレ名誉会長は次のようにもコメントしている。

「フィレンツェは世界で最も美しい街だ。サッカーが血に流れている。今夜は、本来なら我々フィオレンティーナが戦うべきはずだった試合(CL予選プレーオフ)があるが、我々は木曜にグラスホッパー(ヨーロッパリーグ予選プレーオフ)を戦うのでよしとしよう。この目標のために全力を尽くす。欧州の舞台とCLは全員の夢だ」