ミランは20日にチャンピオンズリーグ予選プレーオフ・ファーストレグでPSVと対戦し、敵地で1−1と引き分けた。

ミランは15分、右サイドで見事に粘ったDFイニャツィオ・アバーテのクロスから、FWステファン・エル・シャーラウィのヘディングで先制する。1分後には追加点のチャンスもあったが、FWマリオ・バロテッリのペナルティーエリア外からのシュートはクロスバーを叩いた。

PSVは37分、MFアダム・マヘルのシュートがクロスバーを直撃。そして後半に入って60分、DFジェフリー・ブルマのシュートをGKクリスティアン・アッビアーティがこぼしたところを、FWティム・マタブスが詰めて同点に追い付いた。

エル・シャーラウィは試合後、「ゴールを奪ってからも、僕らには2、3回のチャンスがあった。勝負をつけられなかったことへの悔しさが少しあるね」とコメント。『スカイ』のインタビューで悔しさを隠さず、次のように続けた。

「でも、これは重要な結果だ。僕はとても満足している。ヘディングで最初のゴールだしね。僕はリスタートへの、そしてゴールへの大きな意欲を感じているんだ。次はリーグ開幕戦、そして彼らとのセカンドレグを考えよう」

セカンドレグは28日水曜に行われる。