20日のチャンピオンズリーグ（CL）予選プレーオフ・ファーストレグ、PSV戦を前に、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、アイントホーフェンのレストランの前で、ヨーロッパの舞台やFWマリオ・バロテッリ、CSKAモスクワMF本田圭佑などについて語った。

本田について、ガッリアーニ代表取締役は次のように話している。

「本田？　ノー、何もないよ。CSKAと秘密協定で結ばれていたとしてもね。ニュースがあったとしても、それが明かされるのはもちろん、契約にサインをしたときだけだ。我々のオファーはある。時折連絡しているよ…」

本田のことは別にしても、ミランにはほかのハードルもある。PSVとのCL予選プレーオフのことだ。

「チームは集中している。プレシーズンもよくやってきた。負けないことを願っている。ここオランダにもミランのファンはたくさんいることだしね。うれしいことだ。予選？　セカンドレグでの勝負だと思う。PSVは重要なチームだからだ。我々はいつも組み合わせで幸運なことだね」

ミランの攻撃陣はバロテッリとFWステファン・エル・シャーラウィ、MFケヴィン＝プリンス・ボアテングとなる予定だ。

「ボアテングとファラオーネ（エル・シャーラウィ）に誇りを感じるか？　いや、全員に誇りを感じているよ。アタッカーだけに責任を負わせすぎないようにしよう。バロテッリ？　世界において、彼にはとても素晴らしい魅力がある。マリオはスターなんだ。そして、スターであらねばならない」