大手コンビニのFC店で従業員が店内のアイスクリーム販売ケース内に寝そべる写真をネット上に公開し、大騒動になったばかりなのに、今度はハンバーガーチェーンの店舗内で大量のバンズ(ハンバーガー用のパン)を床に積んで、そこに寝そべる写真が見つかった。

このチェーンは「バーガーキング」で、運営するバーガーキング・ジャパンは2013年8月2日にホームページ上で謝罪し、この従業員に対し厳しい処分を下したと説明した。

「こいつらにとって、あのコンビニの騒ぎは何だったんだ?」

問題の写真は2013年6月25日付けのツイッターに掲載された。

「いやー平日なのにさ。なんで混むのさ。ワッパーJr何個作ったと思ってんの?ちょっとさ空気読もうよ」

というつぶやきと共にアップされた。大型冷蔵庫がある店舗のバックヤードと思われる場所に、ビニールで包装された大量のバンズが床に積まれていて、その上に一人の男性が気持ちよさそうに大の字になって寝そべっている。

ネットでは13年8月1日頃から騒ぎになり、バンズの包装紙と男性のコスチュームから「バーガーキング」の店舗内だと断定された。また、男性の顔がはっきり映っていたため、バーガーキング・ジャパンに「通報」しようという呼びかけが起こった。

ネットでは、

「なんで顔さらしてこんな事できるんだ。頭おかしい」
「こいつらにとって、あのコンビニの騒ぎは何だったんだ。知らないのか、違う世界で起きたもんだとでも思ってんのか?」
「自分もバーガーキングのファンの一部なんだけど、 こういうやり場の無い怒りは(落胆)どこにもっていけばいい?」

などといった批判が出ていた。

発注ミスで大量に売れ残ったバンズだった

バーガーキング・ジャパンは13年8月2日に公式ホームページに経緯の説明と謝罪文を掲載した。バンズの上に寝ている男性はこの店のアルバイト従業員で、写真の撮影は13年6月24日の閉店後に行われた。写真にあるバンズは発注ミスのため大量に残ってしまったもので、撮影後は破棄したことを強調している。この写真に写っている従業員については社内規定に基づいて厳重な処分を下したとし、今回の事態に、

「従業員に対する指導・教育を再徹底し、再発防止に取り組んでまいります。お客様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます」

と謝罪した。