日本のメディアが3日、韓国の祭りである『燃灯会』は日本の青森『ねぶた祭』を由来としていると報じたところ、韓国メディア「スポーツソウル」は5日、「独島じゃ足りないか…日本『燃灯会が日本祭をコピーした』と荒唐主張」と題して報じた。  スポーツソウルは、日本メディアが韓国が燃灯会をユネスコ人類無形遺産に申請したことについて反発し、燃灯会は過去に青森との国際交流で、韓国が日本から祭り用品の製造方法まで教わって始まったと主張したと伝えた。

 一方、同メディアは、燃灯会は新羅時代から続いてきた仏教の祭りだと主張。しかし、青森のねぶた祭は約250〜300年前から伝われてきたもので、燃灯会とは開かれる時期も異なると指摘。両方の共通点は「灯の祭り」ということだけだと論じた。

 また根拠のない主張によって日本のネットユーザーたちが「韓国が日本政府と日本人を見下している。本気で抗議すべき」「韓流にハートマークを付けてる場合じゃない」などと怒っており、「韓流」まで非難されていると伝えた。記事では「日本国内で韓国や韓流への否定的な認識が広がることもあり、その成り行きが注目される」と結んだ。

 韓国文化財庁は先月30日、燃灯会をユネスコに人類無形遺産に申請した。これにより、韓国の燃灯会が世界的な文化遺産としてユネスコに登録される可能性が高まっている。(編集担当:永井武)