『Black & White/ブラック&ホワイト』(C) 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
 ハリウッドでは有名であるが、日本だと映画好きでないとわからない。そんなスターがたくさんいるだろう。映画『Black & White / ブラック & ホワイト』に出演しているリース・ウィザースプーンも、もしかするとその一人なのかも知れない。映画の中では、二人のCIAのスパイから言い寄られて、思わず二股をかけてしまうモテモテ女性のローレン役を演じている。そんな彼女は一体、どんな女優なのだろうか。

 日本で一番、わかりやすく彼女を言うと「『キューティ・ブロンド』の主人公エルの人」だろうか。ハーバード・ロー・スクールに入学した天然ブロンド娘が、持ち前のポジティブさで周囲の偏見をクリア。一人前の法律家としてサクセスをつかんでいく姿を痛快モードで描いたこの作品は、日本でもヒットした。
 
 『キューティ・ブロンド』は、ゴールデングローブ賞のコメディ/ミュージカル部門において作品賞にノミネート、ウィザースプーンも主演女優賞にノミネートされた。しかし、実はハリウッドでは、これ以前からも注目されている。

 1999年の『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』で全米批評家協会賞主演女優賞を受賞したことからスター街道が始まる。その後、『キューティ・ブロンド』で“ラブコメの女王”の座につく。そして『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、ホアキン・フェニックスを相手に見せたジューン・カーター・キャッシュ役での素晴らしい演技により、アカデミー賞の主演女優賞をはじめゴールデン・グローブ賞、ニューヨーク映画批評家賞など11本もの賞を受賞した。実はすごい女優なのである。

 その他にも、「高額ギャラ番付」でトップに選ばれたり、国連女性開発基金の親善大使として活動したりと話題に事欠かない。アメリカ独立宣言に署名したジョン・ウィザースプーンの子孫の一人というおまけもある。

 こうなるとウィザースプーンに興味がわいてこないだろうか。映画『Black & White / ブラック & ホワイト』で、どんな演技をしたのか気になるところである。

 そんなウィザースプーンは今回の役であるローレンの2面性を気に入っているようだ。「仕事では、ローレンはすぐれた決断力を見せますが、プライベートでは、優柔不断です。彼女が、“わたしは自分にぴったりの人を選んでいるかしら”と悩む気持ちには多くの人が共感できると思います」とコメントしている。

 現在、ムービーエンターではこの映画の特別試写会の参加者を募集をしている。

映画『Black&White/ブラック&ホワイト』特別試写会(締切:2012年3月26日)

 この映画の試写会だが、様々なサイトで「女性限定」で参加者を募集していた。しかし今回の募集は「男性」も応募できる。必要条件は、感想をツィッターでつぶやいてくれることだけ。リース・ウィザースプーンの魅力を堪能したい人はぜひともこの機会に応募してみよう。

MOVIE ENTER(ムービーエンター)

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