世界最大級の国際送金サービス事業者であるThe Western Union Company(本社:米国コロラド州、以下ウエスタンユニオン)、コンビニエンスストアにおけるウエスタンユニオンの国際送金サービスのシステム開発を手がけた電算システム(本社:岐阜県岐阜市)、ファミリーマート、ファミリーマート店舗に設置されたマルチメディア端末「Famiポート」におけるサービス企画・運営を手がけるファミマ・ドット・コムの4社は6日、「Famiポート」が設置してある全国のファミリーマート店舗約8,700店において、ウエスタンユニオンの世界各国の提携拠点に送金が可能な「Western Union Money Transfer(ウエスタンユニオン国際送金)」サービスの入金受付を、2月7日から開始すると発表した。

 コンビニエンスストアのマルチメディア端末において、銀行口座を開設する必要なく、国際送金の送金金額を自由に設定できるサービスの取扱いは、日本初となる。

 同サービスの特長は、銀行口座の開設が不要であること(事前に“コンビニ・ウエスタンユニオン国際送金サービス”の会員登録が必要)。また、送金金額を自由に設定できる(1回あたりの入金限度額は手数料を含めて10万円まで)。サービス時間は9時〜21時で、365日送金可能(サービスメンテナンス期間を除く)。日本語、英語、中国語、タガログ語の4言語に対応しており、フィリピン、中国、韓国への送金手数料をお得に設定している(50,001円以上)。さらに、世界約200以上の国と地域、43万7000カ所以上のウエスタンユニオン取扱店で、入金受付の数分後に受取が可能となっている。

 なお、手数料は、10,000万円以下が990円、10,001円〜50,000円が1,500円、50,001円〜97,000円が2,000円(フィリピン、中国、韓国)と3,000円(そのほかの国)となっている。

 ファミリーマートは、「現状、主に金融機関等で国際送金を利用している日本人・外国人の皆さまに対して、このたび身近なファミリーマートで利便性の高いサービスを提供することで、ファミリーマート店舗を利用してもらう機会の増加に繋げていきたいと考えている」とコメントしている。