バルサのグアルディオラ監督

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 水曜日、サン・マメスにて行なわれるコパ・デル・レイのベスト16セカンドレグ、アスレティック・ビルバオ戦がグアルディオラ監督にとってバルサの監督としての150試合目にあたる。

 2008年夏にグアルディオラ監督がバルサの監督に就任して以来、2シーズン半でクラブが獲得したタイトルは8つ。グアルディオラ監督はおよそ19試合に一つタイトルもたらしているという計算になる。これまでの149試合での成績は、109勝27分13敗、1試合平均2.5ゴール、0.7失点と見事な数字を残している。さらに、監督就任以来の“エル・クラシコ”5連勝も達成。これはバルサ、R・マドリーの両クラブを通じて史上初めての快挙だという。

 素晴らしい数字を残しているグアルディオラ監督だが、スタンフォード・ブリッジでのイニエスタの歴史的ゴール、サンティアゴ・ベルナベウでの大勝利(2-6)、チャンピオンズリーグ優勝、100万人以上のバルサファンがバルセロナの街を埋め尽くした優勝パレード、クラブW杯優勝で見せたグアルディオラ監督の涙など、たくさんの記憶もバルサファンに残している。バルサのスタイルを継承し、その美しいフットボールでファンを魅了しているのだ。

 グアルディオラ監督の契約は今シーズンまでとなっており、その去就も気になるところだが、まずはアウェイでの150試合目を勝利で飾り、コパ・デル・レイのベスト8に駒を進めることができるのか注目したい。

(スペイン通信)