3日に行われたセリエAの試合で、ラツィオが負傷者続出のインテルを3−1で下し、首位ミランに勝ち点30で並んだ。

ホームのラツィオは27分にビアヴァのゴールで先制すると、エルナネスのお膳立てでサラテが追加点。インテルも74分にパンデフが古巣相手に1点を返すが、ラツィオは試合終了直前に絶好調のエルナネスがだめ押し点を入れた。
今季始めにサンパオロから加入したブラジル人司令塔のエルナネスは、「今日は今季最高のラツィオを見せられた。ゴールとアシストの両方を決められるこういうゲームをずっとしたかったんだ。僕らは正しい方向に向かっている。絶対諦めないよ」と話した。

出場停止のエトー、ケガのミリトと両ストライカーを欠き、さらにはスタンコヴィッチがケガで途中交代したインテルは、これで今季4敗目。首位とは7ポイント差。もし、宿敵ミランが4日の試合でブレシアに勝てば、両者の差は10ポイントに広がり、またぞろベニーテス監督の周辺が騒がしくなりそうだ。
また、インテルはこの後クラブW杯に出場するため、セリエAの試合はこれが今年最後となった。

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