UEFAスーパーカップでアトレティコ・マドリーに敗れたインテルが、シーズン開幕を目前に補強に乗り出すかもしれない。

欧州クラブ王者は、ラファ・ベニーテス監督の古巣リヴァプールからハビエル・マスチェラーノとディルク・カイトの引き抜きに失敗、マリオ・バロテッリはマンチェスター・シティに移籍し、目立った補強はブラジル人若手のコウティーニョだけで、この夏の移籍市場ではおとなしい存在だった。昨季の３冠チームはそれでも十分な戦力を持っていると見られていたが、アトレティコ戦に敗れたことで、ファンから補強策に疑問の声が上がっている。

ベニーテス監督はモナコの試合後、「どんな手を打てるか考えてみる」と話し、月曜日のボローニャとの開幕戦、そして火曜日の移籍市場閉鎖を前に、補強の可能性を示唆した。

アトレティコのFWで、Ｗ杯の最優秀選手に選ばれたディエゴ・フォルランならば、その話に乗るかも知れない。というのも、フォルランはイタリアのメディアに、「モラッティ（インテル会長）に呼ばれたら、イエスと言うだろうね」と答えているからだ。

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