ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は22日、バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチについて次のように述べ、同選手の獲得の可能性に扉を開けている。

「イブラヒモビッチはイタリア(のクラブ)にとって不可能な金額のサラリーを稼いでいる選手だ。だから、99.9%の確率で(獲得は)夢のままだろう。だが、夢はより良く生きるための助けになると言うからね。どうなるか、見てみようじゃないか」

さらに同日、「ベルルスコーニ・カップ」の前に、ガッリアーニ代表取締役は『ミラン・チャンネル』のインタビューで、「交渉がとても難しいものであることに変わりはない。だが、我々はトライしてみるよ」と、より可能性を感じているかのようなコメントを残している。ミランのサポーターは、パト、ロナウジーニョとイブラヒモビッチによるトリデンテ(3トップ)を夢見ているだろう。

一方、ミランのオーナーでるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、イブラヒモビッチ獲得の可能性について質問されると、「誰にも分からないよ…」と答えている。ベルルスコーニ氏は毎夏恒例となっているユヴェントスとの親善試合「ベルルスコーニ・カップ」を、サン・シーロのスタンドから観戦した。