15分ごとに何かを食べなければならない女性、1日の摂取カロリーは5000キロカロリー以上
生まれつき特殊な病気にかかってしまい、15分ごとに何かを食べなければ命の危険性がある女性がいるそうです。この女性は慢性的に皮下脂肪が減少してしまうために頻繁にエネルギーを供給しなければならず、15分ごとに食事を取らなければならないとのこと。彼女が1日に摂取するキロカロリー数は5000キロカロリー以上という一般人女性の必要摂取カロリーの2倍以上のエネルギーを取り入れているのですが全く体重が増えることもなく、健康的な体形になるのは困難なのだそうです。
Girl Must Eat Every 15 Minutes: Lizzie Velasquez Stays Skeletal Despite Nonstop Eating (PICTURES) - - CBS News
The girl who must eat every 15 minutes to stay alive - Telegraph
これらの記事によると、アメリカ・テキサス州のオースティンという街に住むLizzie Velasquezさん(21歳)は新生児早老症様症候群という早老症様顔貌・皮下脂肪組織の減少などが特徴の非常に珍しい病気を患っているそうです。身長157cmと小柄な彼女ですが、1日に5000〜8000キロカロリーを摂取しても体重は65ポンド(約30kg)以上に増えることはないそうです。また、生命維持のため15分ごとにエネルギーになるものを摂取しなければならず、チョコレート・ピザ・ドーナツ・アイスクリームなどを味わうというよりもただ流し込むように食べていることも多いとのこと。
Lizzieさん。1日5000キロカロリー以上摂取しているのですが、病気で皮下脂肪組織が減少してしまうためこの体型なのだとか
Lizzieさんは新生児早老症様症候群であることを悲観しておらず、周囲には非常に明るく振る舞っており、友人や家族などに元気を与える存在となっているそうです。
友人たちと楽しそうに遊んでいるLizzieさん。
Lizzieさんは新生児早老症様症候群を患っているだけではなく、右目を失明しているそうです。
以下からLizzieさんが教壇でスピーチしている様子やインタビューなどを見ることができます。
YouTube - lizzie velasquez: Girl Must Eat Every 15 Minutes - Inspirational Story
Lizzieさんの公式ページでは現在の様子などを確認することが可能です。
Lizzie Velasquez
http://www.aboutlizzie.com/
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