インテルは20日、コッパ・イタリア準々決勝の日程問題について、当初の予定どおり、28日にユヴェントス戦を開催する準備があることを発表した。同クラブは試合を中継するイタリア『RAI』の要請に応じたものだとし、試合当日のピッチが最高のコンディションとなるように、前日に開催されるミラン対ウディネーゼ戦に向けて「適切な解決策を見つけること」を求めている。

24日に行われるミランとインテルのミラノダービーを前に、インテルと同じようにミッドウィークに試合がない状態にすることを望むミランの意向を受け、レーガ・カルチョは27日に予定されていたセリエA延期分のフィオレンティーナ対ミラン戦を2月に変更し、代わりに20日に予定されていたウディネーゼ戦を27日に変更した。

だが、翌28日にユヴェントス戦を行うインテルがこれに反発。2日連続での試合開催に不満を示し、ミランとインテルの日程を入れ替えること、もしくは27日に本拠地サン・シーロで試合をしないことを求めていた。

しかし、『RAI』の要請を受け、インテルは27日に試合がなかった場合と同じコンディションで戦える状態にすることを条件に、日程変更を受け入れる形となった。これを受け、レーガ・カルチョのマウリツィオ・ベレッタ会長はインテルに感謝を述べるとともに、サン・シーロのピッチについては、最高のクオリティーを保証することが可能だと発表している。