バイエルン・ミュンヘンへの移籍が明らかとなったロッベン。突然の放出で本人もR・マドリーの選手放出オペレーションに驚きを隠せない様子だ。「退団なんてしたくなかった。でもクラブが僕を売却したかったんだ」と語ったロッベン、移籍市場クローズ直前の大きな動きとなりスペイン中のR・マドリーサポーターに衝撃を与えた。

 バイエルン・ミュンヘンへの移籍についてロッベンは、「たくさんの噂話や嘘の話があったが、最終的には自分にとって一番良い道を選ばなければいけなかった。僕だって試合に出たいし、選手としてアピールしなければいけない」と続け、控えに甘んじる可能性が高いR・マドリーでは本人にとっても屈辱的な結果になるだろうと言う判断による移籍とも言える。

 ロッベンにとっては新たなチームでの挑戦となるが、「バイエルン・ミュンヘンは良い感じがするね」とブンデスリーガへの移籍には満足しているようだ。チームの不振や怪我もありR・マドリーでは満足の行く活躍ができなかったが、来季はブンデスリーガでサイドを切り裂くドリブル突破を披露するロッベンに期待したい。

(スペイン通信)